2019-01-01から1年間の記事一覧
白澤社は今日が仕事納めです。明日から年明け1月5日まで、年末年始のお休みとなります。2020年1月6日(月)から平常通りに営業いたします。今年は、下記の4点の単行本を刊行いたしました。 **『イラストで読むキーワード哲学入門』 [書 名]イラストで読む…
2019/12/26付 西日本新聞夕刊で、新刊『最小の結婚――結婚をめぐる法と道徳』(エリザベス・ブレイク著/久保田裕之監訳)が紹介されました該当箇所を抜粋させていただきます。 「 結婚という制度について、政治哲学など多様な視点で考察。法の下に平等な制度…
今日はクリスマス・イブですね。プレゼントはお決まりですか?本もすてきな贈り物になります。 小社の新刊『最小の結婚――結婚をめぐる法と道徳』(エリザベス・ブレイク著/久保田裕之監訳)はいかがでしょうか。カバー絵のカップルのイラストがハートウォー…
今日発売の『週刊エコノミスト2020.12・31/1・7合併号』(毎日新聞社)で、小社刊『最小の結婚――結婚をめぐる法と道徳』(エリザベス・ブレイク著/久保田裕之監訳)が紹介されました。荻上チキさんの「読書日記」で、「現在の「性愛規範性」を徹底して問い返…
12/27のホラー・アカデミアに登壇される今井秀和さんは、2005年に「現代妖怪図像学 -水木しげる版「油すまし」を中心に-」で雑誌「怪」18号(角川書店)に華々しくデビューしていらい、怪談研究界の貴公子(小社の主観による)として活躍を続けています。今井…
新刊『最小の結婚――結婚をめぐる法と道徳』(エリザベス・ブレイク著/久保田裕之監訳)はあります。結婚について政治哲学的考察を本格的に展開したブレイク『最小の結婚』は、厚め(384頁)の専門書にもかかわらず、各方面で思わぬご評判をいただいております…
12/27のホラー・アカデミアに登壇される横山泰子さんは、大著『江戸東京の怪談文化の成立と変遷』(風間書房)をひっさげて颯爽と登場して以来、いまや江戸怪談を語るうえで外すことのできない第一人者としてご活躍です。小社でも『実録四谷怪談―現代語訳『…
来たる12月27日(金)に、怪異怪談研究会主催のトーク・イベント、ホラー・アカデミア#9「迷宮・江戸怪談をさまよう」が開催されます。ホラーアカデミア/怪異怪談研究会の公式サイト↓https://kaiikaidankenkyukai.web.fc2.com/ 登壇者は、横山泰子氏 今井…
ご好評いただいております『最少の結婚』の原著者エリザベス・ブレイク氏による献辞をご紹介いたします。 これまで法制度による懲罰的な扱いや社会的排除に苦しんできた、すべての同性パートナー、さまざまな形のケア・ネットワーク、アーバン・トライブ、親…
今月、芸能界は結婚ラッシュなのだそうです。モデルプレスさんの記事↓【11月結婚ラッシュ】嵐・二宮和也、イモトアヤコ、オードリー若林、壇蜜、橋本マナミ…電撃婚相次ぐhttps://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12160-480348/そうだったのですね。…
読書の秋におくる新刊『最小の結婚――結婚をめぐる法と道徳』(エリザベス・ブレイク著/久保田裕之監訳)が出来あがってまいりました!結婚制度の政治哲学的考察としては、おそらくプラトン以来、初の本格的な議論です。E・ブレイク著『最小の結婚――結婚をめ…
首里城火災で焼失を心配されていた首里城所蔵の「白澤之圖」の現存が確認されたそうです。琉球新報11月6日付の記事「首里城火災:県指定文化財3点の現存確認 一部、変化も」↓によれば、https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1021170.html「沖縄県や沖縄総合…
ハロウィンに浮かれていた昨日、たいへんなニュースが飛び込んできました。沖縄の首里城火災です。琉球王朝時代を偲ぶことのできる建造物が焼失したことはまことに残念でなりません。それだけでもショッキングでありますのに、小社としては、首里城所蔵の「…
いよいよ明日はハロウィンですね。どんな仮装にしようか迷っている方は、西洋妖怪もいいですが、和物はいかがでしょう。新刊『異世界と転生の江戸』(今井秀和著)には、江戸時代の奇妙な生物たちが登場します。例えば、人魚はどうでしょう。夜風の冷たいこ…
もうすぐハロウィンですね。ハロウィンの仮装に天狗はいかがでしょうか。新刊『異世界と転生の江戸』(今井秀和著)前半の、異世界サイドの主役は天狗だと言ってもさしつかえありません。今井さんは本書をこんなふうに書き出しています。 「第一章 「仙境」…
もうすぐハロウィンですね。ハロウィンの仮装には定番の吸血鬼やゾンビも結構ですが、わいわい天王はいかがでしょうか。わいわい天王とは何者か?このたびめでたく主要書店の店頭で発売開始となりました新刊『異世界と転生の江戸』(今井秀和著)の表紙カバ…
読書の秋におくる新刊『異世界と転生の江戸』(今井秀和著)が出来あがってまいりました! 出来たての新しい本の香りを思い切り吸い込むと、なんとなく秋の香りがいたします。今井秀和著『異世界と転生の江戸』は来週中頃から全国の主要書店で発売される予定…
国立民族学博物館で開催中の特別展「驚異と怪異――想像界の生きものたち」(11/26まで)を見学してきました。 小社の好きな江戸の怪異関連では、人魚、河童から、天狗のミイラまで多数展示されていました。もちろん海外の幻獣もたくさんご来場で、ジェニー・…
紀伊國屋書店出版部さんのPR誌『scripta autumn 2019』で、小社刊『死霊解脱物語聞書』(小二田誠二解題・解説)が紹介されました。 能楽師・安田登さんによる人気連載『野の古典』第二十一回「怪談、怨霊、鎮魂」です。安田さんは『死霊解脱物語聞書』の…
日本サルトル学会のブログで、生方淳子さんに、永野潤著『イラストで読むキーワード哲学入門』を紹介していただきました。 日本サルトル学会のブログ該当ページ↓ 意表をつく哲学入門書です。お決まりの哲学用語が並び、平易に解説されているのではなく、見事…
『週刊東洋経済2019.9/14号.特集天皇と日本史』で、小社刊『表象天皇制論講義―皇族・地域・メディア』(茂木謙之介著)が紹介されました。第1特集「いま知っておきたい天皇と日本史」の「天皇と日本史がわかる読書ガイド60」にて、このテーマの錚々た…
岸見一郎著『三木清『人生論ノート』を読む』の読者からご質問をいただいておりました。 ご質問の趣旨は次のようなものです。 『三木清『人生論ノート』を読む』の105頁に「自然は芸術を模倣するというのはよく知られた言葉である」とあるが、芸術は人間の営…
猛暑をしのぐ白澤社怪談本の〆はこれ、篠原進監修『新選百物語―吉文字屋怪談本 翻刻・現代語訳』(翻刻・注・現代語訳=岡島由佳)。 この『新選百物語』におさめられた怪異談は怖い話ばかりではなく、笑い話風のものや人情話風のものもあってバラエティに富…
真夏の怪談にもっともふさわしいのは、実は『牡丹灯籠』であります。 牡丹灯籠 | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)季節もまさに夏、お盆のころ、盆提灯に似た牡丹灯籠を提げた美女が、カランコロンカランコロンと駒下駄を鳴らして…というのは、円朝の長篇落語『怪…
猛暑の暴威に立ち向かう〈江戸怪談を読む〉叢書第三弾は、『皿屋敷―幽霊お菊と皿と井戸』です。いかにも怪談らしいお話のヒロインお菊ちゃんは、『死霊解脱物語聞書』の累さん、「四谷怪談」のお岩さまと合せて江戸三大幽霊と申します。物語のなかでの年齢が…
〈江戸怪談を読む〉叢書の記念すべき一冊目は累(かさね)怪談の原典『死霊解脱物語聞書』(小二田誠二・解題・解説)でした。前回ご紹介した『四ツ谷雑談集』にも影響を与えた物語です。北関東の農村で起きた憑霊事件を、当事者たちへの聞き取り調査から再…
今日は、文政八年(1825)七月二十六日に鶴屋南北『東海道四谷怪談』が初演されたことにちなみ、幽霊の日とされているそうです。幽霊と言えば、お岩様、お岩様と言えば四谷怪談と相場が決まっていたほど、南北の芝居に登場するお岩様の亡霊は日本の幽霊イメー…
久しぶりに青空が見えたと思ったら、真夏の日差しがドーンと押し寄せてきました。夏といえば、怪談です。小社では〈江戸怪談を読む〉と銘打って、近世怪談に現代語訳と注釈を添えてご紹介するシリーズを刊行しております(既刊5冊)。『死霊解脱物語聞書』…
2019/7/14付 信濃毎日新聞の書評欄で、茂木謙之介著『表象天皇制論講義―皇族・地域・メディア』が紹介されました該当箇所を抜粋させていただきます。 私たちの天皇制のイメージは、大半がメディアからの情報によって形作られている。本書は近現代の天皇制を…
出血大サービス!好評発売中の『表象天皇制論講義―皇族・地域・メディア』より、序章「表象の集積体としての天皇(制)──方法と視座」の「1 本書の問いと、問いの困難さ」から「2 本書の対象と方法」のはじめのあたりまでをご覧いただけます。 下記のURLを…