白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

2011-01-01から1年間の記事一覧

また『女性の権利を擁護する』が紹介されました

梅垣千尋著『女性の権利を擁護する──メアリ・ウルストンクラフトの挑戦』が「出版ニュース」2012年1月上・中旬号の「Book Guide」欄で紹介されました。 「出版ニュース」さんのサイトはこちら→http://www.snews.net/news/1201a.html 以下、同号の誌面から該…

『変容するシティズンシップ』刊行

このたび白澤社では、木前利秋・亀山俊朗・時安邦治編著『変容するシティズンシップ』を刊行しました。 ロングセラー(当社比)の小玉重夫『シティズンシップの教育思想』、岡野八代『シティズンシップの政治学』に続くシティズンシップ論です。 日本では主…

今週のお題「2011年、私の3大ニュース」

今回は運営会社さんのアンケートにお応えします。 1.東日本大震災 2.福島原発事故 1と2は他に思いつきません。小社の業務の範囲に限っても、書店さんや製紙会社さんが被災されました。 3.刊行延期 今夏刊行をめざして準備していた企画が頓挫しました。 …

仙台に行って来ました

仙台に行って来ました。 去る12月3日(土)4日(日)に東北大学で開催されたジェンダー法学会・第9回学術大会を聴講してきました。 同大会については、ジェンダー法学会さんのサイトをご覧ください。→http://wwwsoc.nii.ac.jp/genderlaw/ 多くの方の研究発表…

第8回ジェンダー史学会大会

来る12月10日(土)に、第8回ジェンダー史学会大会が、明治大学駿河台校舎で開催されます。 詳しくはジェンダー史学会のサイトをご覧ください。→http://www7b.biglobe.ne.jp/~genderhistory/ 小社も新刊『女性の権利を擁護する』をはじめとした関連書籍を持参…

『女性の権利を擁護する』が紹介されました

梅垣千尋著『女性の権利を擁護する──メアリ・ウルストンクラフトの挑戦』「ふぇみん」12/05発行の第2975号(2011年12月5日発行)の「書評」欄で紹介されました。 『ふぇみん』さんのサイトはこちら→http://www.jca.apc.org/femin/ 以下、今週号の誌面から該…

『女性の権利を擁護する──メアリ・ウルストンクラフトの挑戦』刊行

このたび白澤社では、梅垣千尋著『女性の権利を擁護する──メアリ・ウルストンクラフトの挑戦』を刊行しました。 小社創業以来の企画「フェミニズム的転回叢書」の新たなラインナップとして、フェミニズムの古典『女性の権利の擁護』をあらためて読み解いた本…

大野更紗さんが『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』を紹介!

大野更紗さんが「シノドスジャーナル」連載記事「「存在しない」サバイバーたち - セックス・労働・暴力のボーダーで(III)」において、「本日の一冊」として、小社刊、キテイ『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』を取り上げてくださいました。 http://w…

またも!『ケアの倫理からはじめる正義論』が紹介されました

キテイほか著『ケアの倫理からはじめる正義論──支えあう平等』が、『ふぇみん』第2970号(2011年10月15日発行)の「書評」欄で紹介されました。 『ふぇみん』さんのサイトはこちら→http://www.jca.apc.org/femin/ 以下、今週号の誌面から該当箇所を引用させ…

『ケアの倫理からはじめる正義論』が紹介されました

キテイほか著『ケアの倫理からはじめる正義論──支えあう平等』が、『出版ニュース2011年10月中旬号』の「ブックガイド」欄で紹介されました。 http://www.snews.net/news/1110b.html 以下、該当箇所を引用させてもらいます。 望ましい人間の条件は「依存」よ…

高橋哲哉「福島原発事故から考える―国家と犠牲」

来る9 月30日(金)に小社刊『反・哲学入門』『殉教と殉国と信仰と』の著者、高橋哲哉さんが講演されるのでご案内します。 以下、主催団体のJCJさんのブログから。 http://jcjkikansh.exblog.jp/16801981/ 講演会「福島原発事故から考える―国家と犠牲」 …

教育思想史学会大会

来る9 月18 日(日)、19日(月)に日本大学文理学部で開催される教育思想史学会大会にて、小社刊『マルクスの教育思想』の著者、青柳宏幸さんがお話しされるのでご案内します。 詳しくは教育思想史学会さんのホームページ↓をご覧ください。 http://wwwsoc.n…

生命倫理学会大会で岡野八代さんが

来る10月1日(土)・2日(日)に早稲田大学で開催される生命倫理学会大会にて、小社刊『ケアの倫理からはじめる正義論──支えあう平等』の共著者、岡野八代さんがお話しされるのでご案内します。 岡野さんが参加されるのは、10月15日の、学会企画シン…

『生を肯定する倫理へ』が紹介されました

野崎泰伸著『生を肯定する倫理へ』が、「出版ニュース」9月上旬号の「ブックガイド」欄で紹介されました。 以下、該当箇所を引用させてもらいます。 著者が考えていることは、「障害者にとって『正義』とは何か」ということである。結論から言えば「生の無…

障害学会第8回大会

来る10月1日(土)・2日(日)に愛知大学で開催される障害学会第8回大会にて、小社刊『生を肯定する倫理へ』の著者、野崎泰伸さんがお話しされるのでご案内します。 野崎さんが参加されるのは、10月1日の、特別企画トークセッション「災厄に向かう―阪…

高橋哲哉さん講演(9月10日於名古屋)

小社刊『反・哲学入門』、『殉教と殉国と信仰と』の著者、高橋哲哉さんが講演されるそうです。 近年「犠牲」をキーワードに思索を展開してきた高橋さん、ご自身の郷里・福島が犠牲の地となったことに大きな衝撃を受けたそうです。 以下、「市民社会フォーラ…

今村純子『シモーヌ・ヴェイユの詩学』

今村純子著『シモーヌ・ヴェイユの詩学』(慶應義塾大学出版会)を読みました。 シモーヌ・ヴェイユといえば、フランスのエリート養成機関である高等師範学校を卒業して教師になりながら、自ら工場労働者として働いた経験をつづった『工場日記』が有名です。…

『ケアの倫理からはじめる正義論──支えあう平等』刊行

このたび白澤社では、キテイほか著『ケアの倫理からはじめる正義論──支えあう平等』を刊行しました。 昨年、小社から刊行した『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』の入門編です。 キテイ教授の講演とインタビュー記録の他、江原由美子さんらによる『愛の…

永野潤『図説 あらすじでわかる!サルトルの知恵』

小社刊『哲学のモンダイ』の著者、永野潤さんの新刊『図説 あらすじでわかる!サルトルの知恵』(青春出版社)を読みました。 とにかく読みやすい本です。 イラスト入りということもありますが、それ以上に永野さんの文章自体が平易なうえに筋道立っているの…

またまた!『マルクスの教育思想』が紹介されました

青柳宏幸著『マルクスの教育思想』が、日本教育学会「教育学研究」誌(第78巻第2号 〈特集 教育・福祉・労働−ボーダーレス化の中での教育学の役割〉)の「書評」欄で紹介されました。 日本教育学会さんのホームページはこちら→http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsse…

またまた!『哲学のモンダイ』が紹介されました

永野潤著『哲学のモンダイ』が、雑誌「インパクション180号 特集・震災を克服し原発に抗う」(インパクト出版会)の「ブックスタンド」欄で紹介されました。 同誌の目次はこちら→http://www.jca.apc.org/~impact/magazine/impaction.html 『哲学のモンダイ』…

野崎泰伸『生を肯定する倫理へ』刊行

新刊のご案内です。 小社ではこのたび、野崎泰伸著『生を肯定する倫理へ』を刊行いたしました。 書誌データは次の通りです。 [題名]生を肯定する倫理へ [副題]障害学の視点から [著者]野崎泰伸 [発行]白澤社 [判型・ページ数]四六判並製、216頁 […

『哲学のモンダイ』が紹介されました

永野潤著『哲学のモンダイ』が、出版ニューフ、ではなくて、出版業界誌「出版ニュース」6月下旬号(出版ニュース社)の「ブックガイド」欄で紹介されました。 同誌の目次はこちら→http://www.snews.net/news/1106c.html 紹介文では、第1部3に登場する、映…

日本初の女性による女性雑誌創刊100周年

堀場清子編『『青鞜』女性解放論集』岩波書店(岩波文庫) 1911(明治44)年9月、日本初の、女性による女性雑誌『青鞜』が創刊された。創刊号には、平塚らいてうが「原始女性は太陽であった」で始まる発刊の辞を、与謝野晶子が「山の動く日来る」で始まる詩…

長谷川亮一『地図から消えた島々』

小社刊のロング・セラー『「皇国史観」という問題』の著者、長谷川亮一さんが、新著『地図から消えた島々 幻の日本領と南洋探検家たち』(吉川弘文館)を刊行されました。 吉川弘文館さんのホームページから→http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b87031.html …

『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』

『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』(U.エーコ,J=C.カリエール著/工藤妙子訳、阪急コミュニケーションズ刊)を読みました。 本書は、イタリアの記号学者・哲学者で『薔薇の名前』(邦訳・東京創元社)などの小説の著者としても著名なウンベルト・…

がんばろう東日本!反原発!さよならネコノマ★チャリティアート展

小社刊『いかす!アート』の著者・増山麗奈さん主催の「がんばろう東日本!反原発!さよならネコノマ★チャリティアート展」が開催されています。 カラフルな表紙の『いかす!アート』も会場で販売されます。 以下、増山さんのホームページから抜粋します。ht…

『反・哲学入門』中国語訳刊行

小社から2004年に刊行した、高橋哲哉『反・哲学入門』の中国語(簡体字)訳が、何慈毅、郭敏、両氏の訳で、南京大学出版社より刊行されました。 現代日本の思想書を翻訳紹介するシリーズ(現代日本学術系列)の一冊としての出版で、同シリーズの第一冊目は中…

「smart」誌で紹介

永野潤著『哲学のモンダイ』が、男性ファッション誌「smart」5月号(宝島社)で紹介されました。 若い男性のいない小社では、ふだん男性ファッション誌というものにご縁がないものですから、書店さんで探し出すのに一苦労。 雑誌売場をしばらくうろつ…

『マルクスの教育思想』、再び紹介

以前、西日本新聞でも紹介していただいた青柳宏幸著『マルクスの教育思想』が、このたび出版業界誌『出版ニュース』3月中旬号に紹介されました。 以下、同誌紹介記事より抜粋。 教育学者である著者は、マルクスが最晩年に執筆した『ゴーダ綱領批判』の〈少年…