白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

カントのお誕生日

4月22日は哲学者イマヌエル・カント(1724-1804)のお誕生日です。小社の新刊『カントの「噓論文」を読む』(小谷英生著)カントの「噓論文」を読む | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)はこの日を記念して奥付の発行日をそろえてあります。カント先生、おめでとう…

追悼・志水紀代子先生

「女性・戦争・人権」学会のニューズレター49号で、志水紀代子先生の訃報を知りました。ご家族のご希望でご連絡は控えてほしいとのことですので、このブログ上で弔意を表明いたします。 志水紀代子先生は大阪大学で哲学を修めた後、長年、追手門学院大学で教…

白澤社の花見

新刊『マイナンバーから改憲へ』は快調、近刊『カントの「嘘論文」を読む』の前評判も上々ということで気のゆるんだ小社は、汗ばむような陽気に誘われて、昼休みに神田川沿いの桜を眺めながら散歩してきました。 写真は駒塚橋から江戸川橋方向。左手に関口芭…

生田武志・山下耕平編著『10代に届けたい5つの“授業”』大月書店

新刊『10代に届けたい5つの“授業”』(生田武志・山下耕平編著、大月書店)を共著者のおひとり野崎泰伸さんからご恵贈いただきました。 版元・大月書店さんのサイト↓ 10代に届けたい5つの“授業” - 株式会社 大月書店 憲法と同い年 (otsukishoten.co.jp) タ…

『教育勅語の戦後』の長谷川亮一さん朝日新聞に登場

今朝の朝日新聞「耕論」欄に、『教育勅語の戦後』の著者、長谷川亮一さんのインタビューが掲載されています。 「教育勅語という亡霊」と題された記事です。 【有料記事ですが↓】 (耕論)教育勅語という亡霊 長谷川亮一さん、林恒子さん、佐久間邦彦さん:朝…

カントの嘘

今日はエイプリルフールですから嘘(ウソ)にまつわる話題を一つ。 哲学者カントといえぱ、晩年の「嘘論文」(「人間愛から嘘をつく権利という、誤った考えについて」)で、いかなる場合でも嘘はいけないと主張した人ですが、そのカントが嘘をついていたかもし…