2023-01-01から1年間の記事一覧
白澤社は今日が仕事納めです。 明日から年明け1月4日まで、年末年始のお休みとなります。 2024年1月5日から平常通りに営業いたします。 今年は、下記の新刊三点を刊行いたしました。 ひとり親のエンパワメントを支援する | 白澤社 (hakutakusha.co.jp) 戦…
今日はクリスマスですね。プレゼントはお決まりですか? 本もすてきな贈り物になります。 今年はプラトン著・岸見一郎訳『ティマイオス/クリティアス』をおすすめします。 ティマイオス/クリティアス | 白澤社 (hakutakusha.co.jp) 表紙カバーにあしらった…
来る12月24日、『天狗説話考』の著者、久留島元さんが異類の会に登場します。 オンライン(Zoom)開催なので炬燵から出ずに天狗の話を堪能できます。天狗好きの方はぜひ。 異類の会 【異類の会 第139回 12月24日(日)15時オンライン開催】「天狗と修験者」…
『クダン狩り | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)』でお世話になった笹方政紀さんからご新著『予言獣大図鑑』(長野栄俊編 岩間理紀・笹方政紀・峰守ひろかず著、文学通信)をご恵贈いただきましたのでご紹介いたします。 驚異的な大図鑑です。まずは下記サイトで…
哲学者の永野潤さんからご新著『竹内芳郎 その思想と時代』(鈴木道彦・海老坂武監修 池上聡一編、閏月社)をご恵贈いただきました。 下記サイトで目次と編者・池上聡一氏による「まえがき」を読むことができます。 竹内芳郎 その思想と時代 鈴木 道彦(監修)…
高尾山のお土産 いよいよ刊行間近の『天狗説話考』(久留島元著)の成功祈願に高尾山にお参りに行ってきました。関西なら鞍馬山か愛宕山に行くところなのでしょうね(詳しくは『天狗説話考』第一章天狗像の形成をご覧ください)。 お土産に天狗のお菓子を買…
今日、11月1日は本の日なのだそうです(知りませんでした)。 本の日って何? | 本の日 (honnohi.com) そこで、小社刊行物から本についての本をいくつかご紹介します。 まずは三木清の名著『人生論ノート』を徹底解説したこの二冊から。 三木清『人生論ノー…
昨日10月9日は「天狗の日」だったそうです。 天狗と言えば、通称大天狗と呼ばれる高い鼻の天狗と鳥のくちばしをもった通称烏天狗があります。最近、文庫化された宮本袈裟雄『天狗と修験者――山岳信仰とその周辺』(法蔵館文庫)によれば、前者を山伏型天狗、…
今日は防災の日。関東大震災(1923)から百年目にあたります。 小社刊『江戸の残映――綺堂怪奇随筆選』(岡本綺堂著・東雅夫編)には、「綺堂怪談誕生の一契機となった関東大震災の被災記」四編が収録されています(東雅夫「編者解説」より)。 その初出を下記に挙…
残暑お見舞い申し上げます 猛暑、いや酷暑の続く今年の夏、このブログも夏バテ気味でしたが、このたび秋の読書シーズンに向けて新刊を刊行しましたのでお知らせいたします。 [書 名]戦後思想と日本ポストモダン [副書名]その連続と断絶 [著 者]林 少陽…
今日、7月26日は鶴屋南北『東海道四谷怪談』初演の日というご縁で「幽霊の日」なのだそうです。 四谷怪談と言えば小社では『実録四谷怪談―現代語訳『四ツ谷雑談集』』(横山泰子序、広坂朋信訳注)を出しておりますが、今回は別の一冊をご紹介いたします。 …
『図書新聞』2023/7/29付(3601号)で『愛の労働あるいは依存とケアの正義論〔新装版〕』(エヴァ・フェダー・キテイ著・岡野八代・牟田和恵監訳)が紹介されました。 政治学者の五野井郁夫さんが、『図書新聞』恒例の2023年上半期読書アンケートの一冊とし…
『世界8月号』の特集は「安倍政治の決算」。気鋭の政治学者、法学者、社会学者の論考がずらりと並んでいます。 『世界』誌のサイト↓ WEB世界 (iwanami.co.jp) 『世界8月号』掲載の小社広告のラインナップは次の二冊です。 愛の労働あるいは依存とケアの正義…
東京はいきなりの猛暑、暑中お見舞い申し上げます。 夏といえば怪談です。今回は、吉田悠軌著『中央線怪談』竹書房文庫、をご紹介します。 版元・竹書房さんのサイト↓ 中央線怪談|文庫|竹書房 -TAKESHOBO- 中央線沿線の書店さんでふと手に取って読み始めた…
東雅夫編著『クダン狩り―予言獣の影を追いかけて』刊行の際にお世話になった小松左京ライブラリさんからお知らせいただきました。 『クダン狩り』に収録させていただいた小松左京の傑作怪奇小説『くだんのはは』を原作とした演劇がアートシアターdB神戸にて…
南無阿弥陀仏 それっていいですね と声に出して言う。 平和と平等への希望を捨てない人々のために親鸞と法然からの励ましを伝える異色の仏教書『ただ念仏して〔新装版〕――親鸞・法然からの励まし』(菱木政晴著)が発売となりました。 ただ念仏して〔新装版…
梅雨かなと思う間もなく蒸し暑くなって、気分はすっかり夏です。夏といえば怪談。 今回は先月刊行されて話題になった川奈まり子さんの四谷怪談論をご紹介します。 題して、『眠れなくなる怪談沼 実話四谷怪談』。 版元講談社さんのサイト↓ 『眠れなくなる怪…
書店でこの本を手に取って、読んでみようと思ったのは、次の文章が目に飛び込んできたからでした。 『判断力批判』を一人で読解するのは無謀とも言えます。少なくとも僕には無理でした。最初は開いた本をそっと閉じた記憶があります。(高木駿著『カント『判…
今朝の朝日新聞(2023/05/09付)の耕論欄に『改訂新版 事実婚と夫婦別姓の社会学』の著者、阪井裕一郎さんが登場しました。 今回のテーマは「アプリ婚の時代」ということで、スマホのマッチングアプリで結婚相手を探す風潮についても三人の識者が記者のイン…
中村桃子著『新敬語「マジヤバイっす」』が高等学校国語科教科書で紹介されました。 『精選論理国語』(三省堂)の「四 言葉をみつめる」に中村さんの『性と日本語 ことばがつくる女と男』(NHKブックス)からの抜粋が掲載されており、その関連図書として「…
今朝の2023/4/7付『読売新聞』大阪版「くらし家庭面」で『ひとり親のエンパワメントを支援する―「日韓の現状と課題』(神原文子・田間泰子共編著)が紹介されました。 「ひとり親への支援 事例紹介」と見出しを付されたインタビュー記事の冒頭を引用します。…
『図書新聞』2023/4/1付(3585号)で『結婚の自由―「最小結婚」から考える』(植村恒一郎・横田祐美子・深海菊絵・岡野八代・志田哲之・阪井裕一郎・久保田裕之著)が紹介されました。 評者は山本千晶さん(フェリス女学院大学国際交流学部准教授・ジェンダ…
新刊『改訂版 イラストで読むキーワード哲学入門』(永野潤著)が発売となりました。 〔改訂版〕イラストで読むキーワード哲学入門 | 白澤社 (hakutakusha.co.jp) 2019年に旧版を刊行して以来、哲学のキー概念を著者自ら描いたイラストをもとにわかりやすく…
雑誌『世界4月号』(岩波書店)に広告を出しました。今回のラインナップは新刊『ひとり親のエンパワメントを支援する』と好評既刊『結婚の自由 』です。 ところが掲載誌を手にしてみると、特集1として「痛みからつながる―女性と法の現在」、特集2として「学…
今日は、国際女性デーですね。ミモザの日ともいうそうです。 3月8日、女性にミモザの花を贈るイタリアの習慣からその名が生まれたとか。 ミモザの花束に本も沿えると、いっそう素敵な贈り物になります。 黄色いミモザの花束と『結婚の自由』(右上)、『ケア…
もうすぐホワイトデーですね。プレゼントのお返しはお決まりですか? 定番のクッキーもいいですが、本もすてきな贈り物になります。 『結婚の自由──「最小結婚」から考える』(植村恒一郎、横田祐美子、深海菊絵、岡野八代、志田哲之、阪井裕一郎、久保田裕…
長らく品切れとなっておりました菱木政晴著『非戦と仏教──「批判原理としての浄土」からの問い』電子書籍が2月17日に発売されました。 「殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ」(ダンマパダ)を教義の一つとする仏教は、非戦・非暴力の宗教のように見えなが…
もうすぐバレンタインデーですね。プレゼントには定番のチョコもいいですが、本もすてきな贈り物になります。 『結婚の自由──「最小結婚」から考える』(植村恒一郎、横田祐美子、深海菊絵、岡野八代、志田哲之、阪井裕一郎、久保田裕之著)は華やかな装幀と…
化け猫ファンの皆様に朗報です。 佐賀県立図書館と佐賀県立佐賀城本丸歴史館でとても興味深い企画展が開催されています。 公式HPに「そこに猫はいたか」という文句が躍るように、いわゆる「鍋島怪猫伝」の背景となった佐賀藩の藩主交代劇を、図書館では「御…
ジュンク堂書店池袋本店で『分析的フェミズム基本論文集』刊行記念フェア「哲学の中のフェミニズムを考える」の棚を拝見して来ました。なんと、小社刊『最小の結婚―結婚をめぐる法と道徳』(E・ブレイク著・久保田裕之監訳)をドーンと並べていただいている…