白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

白澤な日々

バレンタインデーに本の贈り物を!

今日はバレンタインデーですね。プレゼントには定番のチョコもいいですが、本もすてきな贈り物になります。『最小の結婚――結婚をめぐる法と道徳』は結婚についての本ですから、バレンタインデーの贈り物に最適!チョコレートとセットにしてもいいかもしれま…

謹賀新年2020

あけましておめでとうございます。白澤社は本日より通常通りの営業を始めました。今年(2020)は子年。猫の前の鼠とならず、せめて窮鼠猫を噛むよう(初笑)心がけてまいります。さて、本年最初のお知らせは、ご評判をいただき品薄状態の続いていた『愛の労働…

2019年仕事納め

白澤社は今日が仕事納めです。明日から年明け1月5日まで、年末年始のお休みとなります。2020年1月6日(月)から平常通りに営業いたします。今年は、下記の4点の単行本を刊行いたしました。 **『イラストで読むキーワード哲学入門』 [書 名]イラストで読む…

プレゼントに『最小の結婚』はいかが?

今日はクリスマス・イブですね。プレゼントはお決まりですか?本もすてきな贈り物になります。 小社の新刊『最小の結婚――結婚をめぐる法と道徳』(エリザベス・ブレイク著/久保田裕之監訳)はいかがでしょうか。カバー絵のカップルのイラストがハートウォー…

『最小の結婚』原著者による献辞

ご好評いただいております『最少の結婚』の原著者エリザベス・ブレイク氏による献辞をご紹介いたします。 これまで法制度による懲罰的な扱いや社会的排除に苦しんできた、すべての同性パートナー、さまざまな形のケア・ネットワーク、アーバン・トライブ、親…

首里城「白澤之圖」発見!

首里城火災で焼失を心配されていた首里城所蔵の「白澤之圖」の現存が確認されたそうです。琉球新報11月6日付の記事「首里城火災:県指定文化財3点の現存確認 一部、変化も」↓によれば、https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1021170.html「沖縄県や沖縄総合…

首里城火災と「白澤之圖」

ハロウィンに浮かれていた昨日、たいへんなニュースが飛び込んできました。沖縄の首里城火災です。琉球王朝時代を偲ぶことのできる建造物が焼失したことはまことに残念でなりません。それだけでもショッキングでありますのに、小社としては、首里城所蔵の「…

江戸前の人魚―『異世界と転生の江戸』より

いよいよ明日はハロウィンですね。どんな仮装にしようか迷っている方は、西洋妖怪もいいですが、和物はいかがでしょう。新刊『異世界と転生の江戸』(今井秀和著)には、江戸時代の奇妙な生物たちが登場します。例えば、人魚はどうでしょう。夜風の冷たいこ…

天狗in『異世界と転生の江戸』

もうすぐハロウィンですね。ハロウィンの仮装に天狗はいかがでしょうか。新刊『異世界と転生の江戸』(今井秀和著)前半の、異世界サイドの主役は天狗だと言ってもさしつかえありません。今井さんは本書をこんなふうに書き出しています。 「第一章 「仙境」…

特別展「驚異と怪異――想像界の生きものたち」

国立民族学博物館で開催中の特別展「驚異と怪異――想像界の生きものたち」(11/26まで)を見学してきました。 小社の好きな江戸の怪異関連では、人魚、河童から、天狗のミイラまで多数展示されていました。もちろん海外の幻獣もたくさんご来場で、ジェニー・…

「自然は芸術を模倣する」

岸見一郎著『三木清『人生論ノート』を読む』の読者からご質問をいただいておりました。 ご質問の趣旨は次のようなものです。 『三木清『人生論ノート』を読む』の105頁に「自然は芸術を模倣するというのはよく知られた言葉である」とあるが、芸術は人間の営…

甦った累怪談

〈江戸怪談を読む〉叢書の記念すべき一冊目は累(かさね)怪談の原典『死霊解脱物語聞書』(小二田誠二・解題・解説)でした。前回ご紹介した『四ツ谷雑談集』にも影響を与えた物語です。北関東の農村で起きた憑霊事件を、当事者たちへの聞き取り調査から再…

夏だ!怪談だ!

久しぶりに青空が見えたと思ったら、真夏の日差しがドーンと押し寄せてきました。夏といえば、怪談です。小社では〈江戸怪談を読む〉と銘打って、近世怪談に現代語訳と注釈を添えてご紹介するシリーズを刊行しております(既刊5冊)。『死霊解脱物語聞書』…

小社へのご連絡は

まれにこのブログのコメント欄に、お仕事がらみのご連絡をいただくことがあります。このブログは、小社の出版活動についてのお知らせと、編集や営業の業務のあいまに感じたことなどをつづっています。このブログのコメント欄での業務上のご連絡のやりとりは…

哲学的ゾンビ

ゾンビの話が続いたので、ゾンビの話をしましょう。永野潤著『イラストで読むキーワード哲学入門』には「哲学的ゾンビ philosophical zombie」の項があります。哲学的と銘打つからにはただのゾンビではありません。 「哲学的ゾンビ philosophical zombie」と…

生きられた身体

生きている死体 Living Dead といえばゾンビのことですが、生きられた身体という言葉が哲学にはあります。永野潤著『イラストで読むキーワード哲学入門』の「生きられた身体 lived body」の項では次のようなイラストが提示されています。 このブログで前回ご…

現象学とはなにか?

現象学とはなにか?といえば、そのものズバリのタイトルを掲げた新田義弘『現象学とは何か――フッサールの後期思想を中心として』(講談社学術文庫)をはじめとして、木田元『現象学』(岩波新書)から、谷徹『これが現象学だ』(講談社現代新書)や、植村玄輝・…

驚きは哲学の始まりだった?!

永野潤著『イラストで読むキーワード哲学入門』は先月刊行したばかりの新刊なのに、某大手オンライン書店では品切れ状態が続いているのに驚きました。もちろん在庫は十分にございます、新刊ですから。しかも、新刊書店での定価は本体1800円+税なのに、気の…

牡丹の花が赤いのは…

昨日は、埼玉県秩父市まで足を延ばして、秩父困民党ゆかりの地を訪ねてまいりました。 写真は散策の途中で拝観した牡丹の寺・少林寺さんの庭に咲く深紅の牡丹です。ところで、牡丹の花の赤さとは何なのか?という議論が、新刊『イラストで読むキーワード哲学…

哲学は愛知県?

めでたく発売となりました新刊、『イラストで読むキーワード哲学入門』(永野潤著)は冒頭から衝撃的です。本書は52の哲学のキーワードについて簡潔な解説とイラストで説明しています。最初のキーワードは「哲学」。その「哲学」の頁のイラストが、これ↓なん…

開花宣言

暖かい風に誘われてぶらぶら散歩していたら桜の花を見つけました。神田川沿いの桜並木。太い幹から吹きこぼれるように咲いていました。 枝先にも今にもほころばんばかりのつぼみが。お花見シーズン到来ですね。

ホワイトデーに三木清を!

今日はホワイトデーですね。プレゼントには定番のお菓子もいいですが、本もすてきな贈り物になります。義理チョコのお返しに『希望について―続・三木清『人生論ノート』を読む』(岸見一郎著)はいかがでしょう。同じ岸見一郎さんによる『三木清『人生論ノー…

『世界』2019年4月号に広告

ただいま発売中の雑誌『世界』2019年4月号に広告を出しました。 今回のラインナップは、次の三点です。長谷川亮一著『教育勅語の戦後』岸見一郎著『三木清『人生論ノート』を読む』高橋哲哉・岡野八代共著『憲法のポリティカ―哲学者と政治学者の対話』いずれ…

ひな祭りに牡丹灯籠?

もうすぐ桃の節句、ひな祭りですね。ひな祭りにふさわしい本をおすすめしたいと社内で提案したら、『〈江戸怪談を読む〉牡丹灯籠』がいいということになってしまいました。はあ?ひな祭りに牡丹灯籠?何を考えているのでしょうね。とはいえ、よく考えてみれ…

猫の日には化け猫を

今日2月22日はニャンニャンニャンの語呂合わせで猫の日なのだそうですね。猫の日には化け猫怪談はいかがでしょう。小社の人気シリーズ(当社比)〈江戸怪談を読む〉叢書には化け猫怪談を取り上げた『猫の怪』(横山泰子・早川由美ほか著)があります。本…

バレンタインに江戸怪談を

今日はバレンタインデーですね。プレゼントには定番のチョコもいいですが、本もすてきな贈り物になります。 小社の新刊『新選百物語――吉文字屋怪談本 翻刻・現代語訳』(監修=篠原進/翻刻・注・現代語訳=岡島由佳/コラム=堤邦彦・近藤瑞木)はいかがでしょ…

鴨鍋―『新選百物語』より

こう寒い日が続きますとやはり鍋物がありがたいですね。今夜の夕食に鴨鍋はいかがでしょうか。『新選百物語』巻五の「鳬におどろく五人の悪者」に、権九郎という男が狐のくわえた鴨を横取りして「ねふかを求めて吸物こしらへ」とあるのをヒントに考えてみま…

2018年仕事納め

白澤社は今日が仕事納めです。明日から年明け1月6日まで、年末年始のお休みとなります。2018年1月7日から平常通りに営業いたします。今年は、下記の六点の単行本を刊行いたしました。 **『カントの政治哲学入門』[書 名]カントの政治哲学入門[副 題…

名物うばが餅

百物語グルメの第二弾は「うばが餅」です。『新選百物語』巻二の第二話「鼠にひとしき乳母が乳房」の冒頭で、江州草津(滋賀県草津市)の名物として、うばが餅が紹介されています。誰が言いだしたのか、この餅を食べると閻魔大王が生前の罪を一つ取り消して…

おいしい狸汁の作り方

寒い夜は鍋物があたたまりますね。そこで狸汁の作り方をご紹介します。レシピは『新選百物語』巻一の第三話「くりかえす狸汁の食傷」の頭注に引かれている江戸時代の料理書『料理物語』(一六四三)の記述を参考にしました。なお狸汁はもちろん狸(タヌキ)…