白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

白澤な日々

クリスマスにぴったりの2冊

もうすぐクリスマスですね。プレゼントはお決まりですか? 本もすてきな贈り物になります。 小社の新刊『結婚の自由――「最小結婚」から考える』はいかがでしょうか。 カラフルな装幀に心が華やぎます。 内容も哲学・人類学・政治思想・社会学と多岐にわたる…

クレヨンハウス表参道店閉店に思ふ

11月23日をもってクレヨンハウス表参道店さんが閉店したそうです。 同店には、私たちにもいろいろな思い出があります。 小社創業前のことですが、別の出版社に勤務していた頃、クレヨンハウスさんの棚卸しのお手伝いにうかがって、夜食の美味しいカレーを頂…

『結婚の自由』――紀伊國屋書店新宿本店にて

新刊『結婚の自由――「最小結婚」から考える』の執筆陣は哲学・人類学・政治思想・社会学と多岐にわたっておりますので、どの分野の棚で展開するかは各書店さんのご判断次第です。 版元としては『結婚の自由』がどこに置かれているか、大いに気になります。 …

「人形の趣味」収録の建前――『江戸の残映』編集こぼれ話

さて、このたび白澤社より刊行いたしました、東雅夫さんの編になる岡本綺堂随筆選は『江戸の残映――綺堂怪奇随筆選』と銘打ちました。 早くもご一読下さった読者は御承知でしょうが、江戸懐古、または怪奇趣味に溢れる作品の並ぶなか、一編のみ、江戸とも怪奇…

今朝の東京新聞に『江戸の残映』と『クダン狩り』の広告

10/27付東京新聞朝刊に新刊『江戸の残映』と『クダン狩り』の広告を出しました。 ぺりかん社さんと法蔵館さんに挟まれて居心地がよさそうです。 さっそくこの広告をご覧になった読者からお問い合わせのお電話もいただきました。 手ごたえがうれしい! 新刊『…

ド迫力の白澤3D

人面獣身に三つの眼で知られる神獣白澤の姿は図画ではよく見かけますが、立体の彫刻ではめったにお目にかかりません。 その白澤の彫刻が、今夏、福岡県大川市立清力美術館で催された「水墨画に見る江戸の暮らし展」に出品されたそうです。 制作したのは福岡…

狸せんべい有ります――『江戸の残映』編集こぼれ話

新刊『江戸の残映』(岡本綺堂著/東雅夫編)に収められた「十番雑記」は関東大震災で自宅を焼かれた岡本綺堂が麻布十番の仮住まいでの日々を書き留めたもの。 麻布十番の綺堂の住まいは狸坂と暗闇坂に挟まれたところにありました。この二つの坂の名前を綺堂…

猿の髪切――『江戸の残映』編集こぼれ話

新刊『江戸の残映』(岡本綺堂著/東雅夫編)に収められた綺堂の随筆「甲字楼夜話」は「髪切」という妖怪についての短文から始まります。 どなたもご存知の通り、江戸時代は誰もが髷を結っていましたが、この髷が本人の気づかぬうちに元結からブツリと切り落…

『極楽の人数』(税込1980円)の在庫はあります。

先日、NHKのテレビ番組「こころの時代」で高木顕明が取り上げられて以来、菱木政晴著『極楽の人数――高木顕明『余が社会主義』を読む』(税込1980円)についてお問い合わせをいただいております。 菱木政晴著『極楽の人数――高木顕明『余が社会主義』を読む』…

『歎異抄』と高木顕明

9月18日放映のNHKのテレビ番組「こころの時代」で高木顕明が取り上げられたようです(読者の方からのお問い合わせのお電話で知りました)。 シリーズ 歎異抄にであう 無宗教からの扉 (6)「慈悲の実践」 - こころの時代〜宗教・人生〜 - NHK 「歎異抄」に流れ…

クダン(件)がラジオに登場

明日、予言獣クダン(件)がラジオに登場します! 東雅夫編著『クダン狩り』でお世話になりました小松左京ライブラリさんから教えていただきました。 9月17日(土)と24日(土)の二週にわたって、文化放送『アーサービナードラジオぽこりぽこり』で、…

『朝日新聞』に広告を出しました

今日付けの『朝日新聞』朝刊に広告を出しました。広告が掲載されたのは書評欄の下です。 全国紙に広告を出すのは久しぶりなので、ちょっとドキドキしています。 今回は次の三点を取り上げました(タイトルをクリックすると小社ホームページで詳細をご覧にな…

選択的夫婦別姓、調査のゆがみ

今朝の朝日新聞一面トップに「家族の法制に関する世論調査」において「選択的夫婦別姓制度(別姓制度)への賛成が過去最低」となるよう、法務省が工夫を凝らしていたことが報じられました。 「保守派との関係でもたない」 夫婦別姓の調査めぐり政府内で対立 …

『改訂新版 事実婚と夫婦別姓の社会学』まもなく刊行!

暑中お見舞い申し上げます。 ブログ担当が早すぎる夏バテでダウンしていたため更新が滞っておりましたが、白澤社は時ならぬ猛暑にも負けずに新刊を準備中です。 来週には、『改訂新版 事実婚と夫婦別姓の社会学』(阪井裕一郎著)を刊行いたします。 著者の…

藤目ゆき著『「慰安婦」問題の本質』電子書籍版発行

藤目ゆき著『「慰安婦」問題の本質──公娼制度と日本人「慰安婦」の不可視化』電子書籍版が、本日4月22日、各電子書店サイトで発売されました。 本書は、2012年末安倍晋三政権発足以来、歴史の事実を歪める反「慰安婦」の言説の激しさが増していた最中の2015…

東大入学式総長式辞が『ケアするのは誰か?』に言及

4/12に行われた令和4年度東京大学学部入学式総長式辞で、藤井総長がトロント(著)/岡野八代(訳・著)『ケアするのは誰か?』に言及しました。 総長式辞より該当箇所を引用します。 「 「ケア」に関して、政治学者のジョアン・トロントは、Who cares?とい…

営業よりお知らせ

お知らせが二つあります。 好評発売中のジョアン・C・トロント(著)/岡野八代(訳・著)『ケアするのは誰か?』、第4刷も品薄になってまいりましたので、近々に重版(第5刷)することになりました。 これもご愛読くださいました読者の皆様のお蔭と存じ篤く…

神田川の桜が満開です。

校正に疲れた目を休めようと外を散歩したら、神田川沿いに植えられた桜の花が満開でした。

『月刊ムー4月号』で『クダン狩り』プレゼント

もうすぐホワイトデーですね。プレゼントのお返しはお決まりですか? 定番のクッキーもいいですが、本もすてきな贈り物になります。 今話題の『クダン狩り──予言獣の影を追いかけて』(東雅夫編著)はロマンあふれる内容といい、アートの香り高い装幀といい…

バレンタインデーに『クダン狩り』

もうすぐバレンタインデーですね。プレゼントには定番のチョコもいいですが、本もすてきな贈り物になります。 『クダン狩り――予言獣の影を追いかけて』(東雅夫編著)は幻想的な装幀といい、文学的な香り漂う内容といい、プレゼントにぴったり。帯の色合いは…

クダンTシャツが届きました!

クダンTシャツが届きました! 好評発売中の『クダン狩り』の表紙を飾ったクダンの絵の作者・箕輪千絵子さんの描くクダンをプリントしたTシャツです。 こちら↓のサイトから販売ページに行けます。 shop - 箕輪千絵子 Minowa Chieko (chiekominowa.com) 【写真…

謹賀新年2022

あけましておめでとうございます。 白澤社は本日より通常通りの営業を始めました。 昨年(2021)は丑年でした。 省みれば創業以来、鈍牛のような歩みの小社が今日を迎えられたのは、ひとえにご購読下さった読者のおかげと存じ篤く御礼申し上げます。 昨年末…

猛烈な寒波のなか『クダン狩り』を探しに出かけられる皆様へ

クリスマスに刊行した新刊『クダン狩り──予言獣の影を追いかけて』(東雅夫編著)は、主要書店で好評発売中ですが、流通の都合でまだ届いていない書店もございます。 寒波の影響でどこもたいへん寒くなっております。 下記サイトなどで店頭在庫の有無をご確…

『クダン狩り』の広告文案

クリスマスの刊行に向けて準備中の新刊『クダン狩り──予言獣の影を追いかけて』(東雅夫編著、本体1700円)について、先日のブログで「丑年のクリスマスにぴったりの本」としたところ、ツイッターで、丑年のクリスマスではピンポイントすぎるのでは?という…

月蝕

月蝕が見られるというので、仕事の手を休めて外に飛び出しました。 あいにくと薄い雲がかかっていましたが、お月さまが弦月よりも小さくなっていました。 写真は早稲田の神田川沿いから写したものです。 神田川沿いから写した月蝕 かなりかすんでいますがご…

湘南蔦屋書店さんで「ケア論の世界フェア」開催中!

湘南蔦屋書店さんが展開中の「ケア論の世界フェア」の写真を送ってくださいました。 小社刊『ケアするのは誰か?──新しい民主主義のかたちへ』(J・トロント著/岡野八代訳・著)が、小川公代さんのご新著『ケアの倫理とエンパワメント』(講談社)と『ケア…

白澤社公式ホームページ開設のお知らせ

このたび白澤社では公式ホームページを開設いたしました。 白澤社ホームページの表紙はこちら↓ 白澤社 (hakutakusha.co.jp) ホームページには、白澤社がこれまで刊行した書籍の目録も掲載されております。 刊行物のご案内はこちら↓ 刊行物のご案内 | 白澤社 …

夏の夜には〈江戸怪談を読む〉シリーズを!

連日の雨で鬱陶しい日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 夏の夜の読み物といえば怪談です。 小社では〈江戸怪談を読む〉と銘打って、近世怪談に現代語訳と注釈を添えてご紹介するシリーズを刊行しております(既刊5冊)。 『死霊解脱物語…

『安政コロリ流行記』散歩、その四 妻恋稲荷と野狐

安政五年(1857)のコレラ禍の当時、仮名垣魯文が住んでいたのは湯島妻恋町。町名の由来は同地にある妻恋稲荷(文京区湯島3丁目)によるものだとか。 今はマンションやビルに囲まれた一画に妻恋神社(妻恋稲荷)があります。この界隈がかつての湯島妻恋町で…

『安政コロリ流行記』散歩、その三 水谷稲荷はどこに?

安政五年(1857)にコレラ禍に襲われた幕末の江戸では、社会不安からかさまざまな流言が広まったことが『安政コロリ流行記』に記録されています。前回は、佃島で「野狐」に憑かれた事件をご紹介しましたが、現在の銀座あたりでも狐憑き騒動がありました。 旧…