白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

奇遇

先週末、来日していた林少陽さん(小社刊『修辞という思想』の著者、香港城市大学教授)と久しぶりにお会いしました。林さんが探している本があるというので、おしゃべりしながら神田神保町の古書店街を歩き、三省堂書店本店で新刊本をチェックしていたら、…

菱木政晴『極楽の人数』刊行

このたび白澤社では、菱木政晴著『極楽の人数──高木顕明『余が社会主義』を読む』を刊行しました。 [書 名]極楽の人数 [副書名]高木顕明『余が社会主義』を読む [著者名]菱木政晴(ひしき まさはる) [体 裁]四六判並製、176頁 [定 価]1,800円+税…

またまた!紹介されました

最近また小社刊行物の紹介があいついでいる様子です。 『マルクスの教育思想』 青柳宏幸『マルクスの教育思想』が、『教育哲学研究 第104号』(教育哲学会)の書評欄で取り上げられました。 評者は白銀夏樹先生(広島文化学園大学)。 内容をていねいに紹介…

今週のお題「2012年、今年の四字熟語」再生可能

今年1年の抱負や目標を、四字熟語で表現しなさい、とのことですね。 四字熟語は創作でもよい、ということは、故事成句に限らず、漢字四文字ならなんでもよい、と受けとめました。 小社の場合、年頭の抱負を漢字四文字で述べるなら、「再生可能」です。 エネ…

謹賀新年

あけましておめでとうございます。 今年が皆さまにとって幸多き年となるよう祈念いたします。昨年、小社では、初心者向け哲学入門書『哲学のモンダイ』(永野潤著)、功利主義倫理学や正義論の問題点を障害学の視点から批判した『生を肯定する倫理へ』(野崎…