先週末の土曜(11/6)の午後、銀座の単向街書店にて、『可能性としての東アジア』の著者、子安宣邦さんのトークイベントが開かれました。
会場は満席の大盛況、フロアからの質疑も活発で盛会のうちに終えることができました。
素晴らしい会を開いてくださった単向街書店さん、司会・通訳の王前さん、ありがとうございました。
写真右が子安宣邦氏、左は司会の王前氏。
このトークイベントのきっかけとなった『可能性としての東アジア』は、著者の、中国・韓国・台湾における講演草稿のなかから活字化されていないものを中心に編んだ講演集です。
今回のトークイベントでは、漢字論と『論語』論が中心のお話しでしたが、『可能性としての東アジア』では日韓関係や日本史論、東アジア共同体論など幅広く論じられています。講演を聞かれた方もこの機会にぜひ本も手に取っていただけますと幸いです。
また、子安先生のご本のほとんどは「である」調の論文体ですが、この『可能性としての東アジア』は講演草稿のため平易な「です・ます」調です。子安先生の熱のこもった話ぶりをご存じの方なら、講義・講演をしている子安先生の声を髣髴とさせられることと思います。
『可能性としての東アジア』は、銀座・単向街書店のほか、全国の主要書店でご注文いただけます。
可能性としての東アジア | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)