白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

岡本綺堂「四谷怪談異聞」(東雅夫編『江戸の残映―綺堂怪奇随筆選』所収)

今日、7月26日は鶴屋南北『東海道四谷怪談』初演の日というご縁で「幽霊の日」なのだそうです。 四谷怪談と言えば小社では『実録四谷怪談―現代語訳『四ツ谷雑談集』』(横山泰子序、広坂朋信訳注)を出しておりますが、今回は別の一冊をご紹介いたします。 …

『図書新聞』で『愛の労働』紹介!

『図書新聞』2023/7/29付(3601号)で『愛の労働あるいは依存とケアの正義論〔新装版〕』(エヴァ・フェダー・キテイ著・岡野八代・牟田和恵監訳)が紹介されました。 政治学者の五野井郁夫さんが、『図書新聞』恒例の2023年上半期読書アンケートの一冊とし…

岩波書店さんの月刊誌『世界8月号』に広告を出しました。

『世界8月号』の特集は「安倍政治の決算」。気鋭の政治学者、法学者、社会学者の論考がずらりと並んでいます。 『世界』誌のサイト↓ WEB世界 (iwanami.co.jp) 『世界8月号』掲載の小社広告のラインナップは次の二冊です。 愛の労働あるいは依存とケアの正義…

吉田悠軌著『中央線怪談』

東京はいきなりの猛暑、暑中お見舞い申し上げます。 夏といえば怪談です。今回は、吉田悠軌著『中央線怪談』竹書房文庫、をご紹介します。 版元・竹書房さんのサイト↓ 中央線怪談|文庫|竹書房 -TAKESHOBO- 中央線沿線の書店さんでふと手に取って読み始めた…

小松左京の名作『くだんのはは』が初の舞台化!

東雅夫編著『クダン狩り―予言獣の影を追いかけて』刊行の際にお世話になった小松左京ライブラリさんからお知らせいただきました。 『クダン狩り』に収録させていただいた小松左京の傑作怪奇小説『くだんのはは』を原作とした演劇がアートシアターdB神戸にて…