白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

『非戦と仏教』電子版発売

長らく品切れとなっておりました菱木政晴著『非戦と仏教──「批判原理としての浄土」からの問い』電子書籍が2月17日に発売されました。

「殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ」(ダンマパダ)を教義の一つとする仏教は、非戦・非暴力の宗教のように見えながら、実際には過去に戦争を賛美し殺し合いを強いてきた。戦争・紛争の止まない現代にあって、仏教は暴力を防ぐことはできないのか。

非戦・非暴力の視点から、改めて釈迦、親鸞の思想を捉え直すと同時に、今村仁司清沢満之の思想』を題材に、清沢の思想と今村の暴力論を批判的に検証する。

電子書籍版:ISBN978-4-908660-02-3/販売価格2000円+税

非戦と仏教 | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)

世界各地で止まない紛争に加えウクライナへのロシア軍侵攻による戦争が世界大戦の様相を帯びてきている現在、「平和」と「平等」の希望を捨てない、捨てたくないすべての人に読んでもらいたいという非戦・非暴力を目指す本書の主張が重要さを増しています。

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