高尾山のお土産
いよいよ刊行間近の『天狗説話考』(久留島元著)の成功祈願に高尾山にお参りに行ってきました。関西なら鞍馬山か愛宕山に行くところなのでしょうね(詳しくは『天狗説話考』第一章天狗像の形成をご覧ください)。
お土産に天狗のお菓子を買ってきました。
右上の「天狗の鼻くそ」はココアコーティングしたピーナツ、左上の「烏天狗のたまご」はチョコを包んだクッキー、中央下の「天狗さまのへそのゴマ」は黒豆の甘納豆です。
いずれも高尾山口のお土産物屋さんで購入しました。
山陰の銘菓「伯耆坊」
下の写真は著者の久留島元さんから陣中見舞いにいただいた山陰の銘菓「伯耆坊」です。
鳥取県の名山・大山に住まう天狗・伯耆坊の名を冠した「伯耆坊」は、きんつばに似た上品な甘さのお菓子で、美味しくいただきました。
製造・販売元の彩雲堂さんのサイトはこちら↓(白澤社ではお菓子は扱っておりません)
伯耆坊 - 彩雲堂 公式オンラインショップ | 島根県松江市の老舗和菓子お土産専門店 彩雲堂 (saiundo.co.jp)
ちなみに、鳥取県の伯耆大山(ほうきだいせん)に住まう天狗・伯耆坊と、神奈川県の相模大山(さがみおおやま)の天狗は、同じ「大山」だけに、微妙に関係があるようなないような。しかもそこに上田秋成『雨月物語』でおなじみの、四国は香川県の白峰で崇徳院の怨霊に仕える「相模」がからんでくると、天狗の怪しいネットワークを夢想してしまいそうですが、そのあたりの謎解きは『天狗説話考』第三章天狗銘々伝をご覧ください。
久留島元著『天狗説話考』、間もなく刊行です。お楽しみに。