白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

教科書に『新敬語「マジヤバイっす」』

中村桃子著『新敬語「マジヤバイっす」』が高等学校国語科教科書で紹介されました。

『精選論理国語』(三省堂)の「四 言葉をみつめる」に中村さんの『性と日本語 ことばがつくる女と男』(NHKブックス)からの抜粋が掲載されており、その関連図書として「読書の扉」欄に『新敬語「マジヤバイっす」』が紹介されています。

「そうっすね」「マジっすか」などの「っす」言葉。この言葉の形成と変化を、社会的に意味づけて考える。「っす」言葉が、さまざまな表現を担っていることを社会言語学の視点から明らかにする。(『精選論理国語』三省堂、106頁より)

そうか、敬語の例というわけではなかったか。

それはともかく、高校生の皆さん、この本はマジで面白いっす。

連休中に図書館でご覧ください。

図書館になければ、司書さんを通じてリクエストすれば取寄せてもらえます。