白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

ブックフェア「哲学の中のフェミニズムを考える」

ジュンク堂書店池袋本店で『分析的フェミズム基本論文集』刊行記念フェア「哲学の中のフェミニズムを考える」の棚を拝見して来ました。なんと、小社刊『最小の結婚―結婚をめぐる法と道徳』(E・ブレイク著・久保田裕之監訳)をドーンと並べていただいているではありませんか。

ジュンク堂書店さんの許可を得て撮影)

新年早々うれしいやら有難いやら。

このブックフェアは、慶應義塾大学出版会さんの新刊『分析的フェミズム基本論文集』(木下頌子・渡辺一暁・飯塚理恵・小草泰編訳)の刊行を記念して展開されているもので、同書の編訳者によるブックフェアリストも用意されています。

版元・慶應義塾大学出版会さんによる『分析的フェミズム基本論文集』の紹介はこちら↓

慶應義塾大学出版会 | 分析フェミニズム基本論文集 | 木下頌子 渡辺一暁 飯塚理恵 小草泰 (keio-up.co.jp)

上のサイトから木下頌子さんによる訳者解説の冒頭を試し読みできるnoteに行くことができます。そちらも是非お読みください。

ブックフェアリストには、『最小の結婚』のほか、思い切ったタイトルが目を惹く『ひれふせ、女たち』(ケイト・マン著/小川芳範訳、慶應義塾大学出版会)や、最近ようやく新訳の出た名著『もうひとつの声で』(キャロル・ギリガン著/川本隆史訳、風行社)など、面白そうな本が並んでいます。