『図書新聞』2023/4/1付(3585号)で『結婚の自由―「最小結婚」から考える』(植村恒一郎・横田祐美子・深海菊絵・岡野八代・志田哲之・阪井裕一郎・久保田裕之著)が紹介されました。
評者は山本千晶さん(フェリス女学院大学国際交流学部准教授・ジェンダー法学)。
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見出しを引用します。
「結婚」に関する考察を深める
ブレイクの『最小結婚』を読む際の導きの糸として活用できるだけでなく、「結婚」に関する最新の論稿を集めた論文集として独立に読むこともできる書
山本さんは本書の各章をていねいに紹介してくださったうえで、
「ブレイクがなぜ結婚の本質的内容を「愛」ではなく「ケア」に据えるのかについて非常にわかりやすい」(第1章)、
「結婚式を題材にデリダの脱構築まで導かれるスピード感には興奮させられる」(第2章)、
「ポリアモリー社会自体、あまり知られていない現状において、その一端を垣間見ることができるというだけでも本章の意義は十分にある」(第3章)等々と、各章の特徴を指摘してくれています。
山本さん、ありがとうございました。
結婚の自由 | 白澤社 (hakutakusha.co.jp)