永野潤著『哲学のモンダイ』が、男性ファッション誌「ｓｍａｒｔ」５月号（宝島社）で紹介されました。
若い男性のいない小社では、ふだん男性ファッション誌というものにご縁がないものですから、書店さんで探し出すのに一苦労。
雑誌売場をしばらくうろついてから、平台にドーンと積んであるのに気がつきました。
ＡＫＢ48の篠田麻里子さんが表紙の雑誌です。
そして、なんとショルダーバックが付録に付いていました！
驚きました。人文系の雑誌では考えられないことです。
『現代思想』（青土社）や『思想』（岩波書店）に、サルトル愛用の眼鏡とか、フーコー愛用のパイプとかが付録に付いていたら…。
さて『哲学のモンダイ』は、同誌138頁の「スマカル」欄で、みくにまことさんが取り上げて下さいました。
書き出しのところだけご紹介します。
哲学ってただ知識を詰め込むものではなくて、自分で考えることを通して楽しさを覚えるもの。この本では興味深い問題とそれについての考え方がわかりやすい言葉で書かれていて、すると自然、自分でも考え始めてしまい、本を消費する類の読書でなく本と対話しているような読書感覚に。
そして、「この感覚を体感してほしい」と結ばれています。
みくにまことさん、ありがとうございました。
