白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

またまた!『哲学のモンダイ』が紹介されました

永野潤著『哲学のモンダイ』が、雑誌「インパクション180号 特集・震災を克服し原発に抗う」(インパクト出版会)の「ブックスタンド」欄で紹介されました。
同誌の目次はこちら→http://www.jca.apc.org/~impact/magazine/impaction.html

『哲学のモンダイ』永野潤
 「哲学する」とはどういうことか。藤子F不二雄や諸星大二郎の漫画などから日常・外界・私・身体など連続する八つのモンダイ体系を抽出、サルトルらを紹介しつつ思考実験の面白さを提示。非日常に「驚く」のではなく日常そのものに「驚く」ことが哲学であるとする本書の社会へのアプローチは、フォビアや「まなざし」を思考する第二部で掘り下げられる。3・11を経て再度読む本書の、数々の思考実験の的確さに「驚く」。
白澤社刊、一七〇〇円+税

短いコラムながらも、社会哲学を論じた同書第2部の「哲学の応用モンダイ」にも注目してくださっています。
インパクション」さん、ありがとうございました。