白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

書評・紹介記事など

東雅夫氏『小説推理』3月号で『新選百物語』紹介

『小説推理』3月号(双葉社)で、東雅夫さんが『新選百物語―吉文字屋怪談本 翻刻・現代語訳』(監修=篠原進/翻刻・注・現代語訳=岡島由佳/コラム=堤邦彦・近藤瑞木)を紹介してくださいました。版元双葉社さんによ『小説推理』のサイトはこちら↓https://ww…

「出版ニュース」で『教育勅語の戦後』紹介

「出版ニュース」2018年11月中旬号で長谷川亮一著『教育勅語の戦後』が紹介されました。該当箇所を抜粋させていただきます。 戦後「失効」したはずの教育勅語を未だに評価する声は絶えない。本書は戦後出回った教育勅語の口語訳を原文と比較しながら、誤訳文…

ハロウィンに『復元白沢図』

今日10/31はハロウィンの日ですね。気の早い人たちが先週末からお化けの扮装でぞろぞろ歩いているそうですが、お化けがたくさんといえば、『白澤圖』です(強引?)。雑誌『鍼灸OSAKA』130号に、小社刊『復元白沢図―古代中国の妖怪と辟邪文化』の著者・佐々…

西日本新聞で『教育勅語の戦後』紹介

2018/10/29付 西日本新聞夕刊で長谷川亮一著『教育勅語の戦後』が紹介されましたhttps://www.nishinippon.co.jp/nlp/book_new/article/461256/該当箇所を抜粋させていただきます。 1890年発布の教育勅語は文語で書かれた。戦後には複数の口語訳がある。…

「出版ニュース」誌で『牡丹灯籠』紹介

横山泰子・斎藤喬ほか著『〈江戸怪談を読む〉牡丹灯籠』が「出版ニュース」2018年9月上旬号で紹介されました 該当箇所を抜粋させていただきます。 『牡丹灯籠』は死霊に取りつかれた男の妖しくも恐ろしい恋の顛末を描いた怪談として江戸時代から今日までさ…

西日本新聞で『牡丹灯籠』紹介

2018/08/22付 西日本新聞夕刊で横山泰子・斎藤喬ほか著『〈江戸怪談を読む〉牡丹灯籠』が紹介されました https://www.nishinippon.co.jp/nlp/book_new/article/443300/ 該当箇所を抜粋させていただきます。 男が美しい死霊に取りつかれる「牡丹灯籠」は、最…

中外日報で『牡丹灯籠』が紹介

中外日報8月10日付で、横山泰子・斎藤喬ほか著『〈江戸怪談を読む〉牡丹灯籠』が紹介されました。 中外日報は仏教を中心に、日本の宗教界のニュースを報道する老舗の専門紙です。 中外日報社さんのホームページ↓ http://www.chugainippoh.co.jp/ 小社の『…

「週刊金曜日」で『母の憶い、大待宵草』が紹介

「週刊金曜日」6月8日(1187号)で、古川佳子著『母の憶い、大待宵草』が紹介されました。 週刊金曜日さんのサイト↓ http://www.kinyobi.co.jp/ 紹介してくださったのは佐高信さん。 同誌に連載中の「憲法を求める人びと」で古川佳子さんをとりあげたなか…

子安宣邦編著『三木清遺稿「親鸞」』が紹介

浄土真宗本願寺派総合研究所のサイトで、子安宣邦編著『三木清遺稿「親鸞」―死と伝統について』が紹介されました。 浄土真宗本願寺派総合研究所仏教書レビューのページ↓ http://j-soken.jp/read/9493 評者は芝原弘記(浄土真宗本願寺派総合研究所研究員)さ…

『法学セミナー』で『カントの政治哲学入門』紹介

小社刊『カントの政治哲学入門──政治における理念とは何か』(網谷壮介著)が、『法学セミナー』2018/04号「新刊ガイド」欄で紹介されました。 「他者とともに自由になる『義務』?」という見出しで、有名なカントの難解さについてふれて「そんなカントの極…

信濃毎日新聞に『カントの政治哲学入門』書評

小社刊『カントの政治哲学入門──政治における理念とは何か』(網谷壮介著)が、2018/3/11付 信濃毎日新聞読書面で紹介されました。 「理念に基づく国家 必要性訴え」との見出しの躍る書評を執筆してくださったのは立命館大学の山本圭准教授。 山本さんは『不…

「東方宗教」誌で『復元 白沢図』紹介

日本道教学会の機関紙「東方宗教」第130号で、佐々木聡著『復元 白沢図――古代中国の妖怪と辟邪文化』が紹介されました。 書評してくださったのは、坂出祥伸先生。坂出先生は『道教とはなにか』(ちくま学芸文庫)、『日本と道教文化』(角川書店)などの…

「出版ニュース」で『三木清遺稿「親鸞」』紹介

「出版ニュース」12月上旬号で、子安宣邦編著『三木清遺稿「親鸞」――死と伝統について』が紹介されました。 記事では、編著者・子安宣邦先生の序「遺稿「親鸞」から三木清を読む」より「三木は宗教的人間である己れ自身を内に抑えて生きざるをえなかった。彼…

『復元 白沢図』に文春砲炸裂?

ついに我が社にも文春砲炸裂か?と小さな社内が震撼いたしました。 なんと、かの「週刊文春」誌で、小社刊『復元 白沢図――古代中国の妖怪と辟邪文化』(佐々木聡著)が紹介されていたというのです。 著者の佐々木聡さんから教えていただきました。半年以上も…

西日本新聞で『三木清遺稿「親鸞」』紹介

子安宣邦編著『三木清遺稿「親鸞」――死と伝統について』が、2017/10/24付 西日本新聞夕刊で紹介されました。 https://www.nishinippon.co.jp/nlp/book_new/article/361751/ 哲学者の三木清は、1945年3月に検挙され、終戦から40日後に獄死した。疎開先…

「希望」という言葉について

「希望」という言葉が世間を騒がせているようです。 三木清は『人生論ノート』に収められたエッセイ「希望について」で次のように指摘しています。 自分の希望はFという女と結婚することである。自分の希望はVという町に住むことである。自分の希望はPと…

西日本新聞で『猫の怪』紹介

2017/08/17付 西日本新聞夕刊で紹介されました。 https://www.nishinippon.co.jp/nlp/book_new/article/351545/ 鍋島藩の化け猫騒動の原型を伝える「肥前佐賀二尾実記」と、飼い主を救う猫の話「三浦遊女薄雲が伝」の翻刻文と現代語訳を収録。この他、猫の奇…

「出版ニュース」で『希望について』紹介

「出版ニュース」8月中旬号で、岸見一郎著『希望について――続・三木清『人生論ノート』を読む』が紹介されました。 記事では、本書から三木の言葉「人生は運命であるように、人生は希望である。運命的な存在である人間にとって生きていることは希望を持って…

月刊「東方」誌で『復元 白沢図』紹介

「東方」436号(2017年6月)に、佐々木聡著『復元 白沢図――古代中国の妖怪と辟邪文化』の書評が掲載されました。 「東方」誌といえば、「東方」349号(2010年3月)に、林少陽著『「修辞」という思想──章炳麟と漢字圏の言語論的批評理論』をご紹介いただいて…

「出版ニュース」で『復元 白沢図』紹介

「出版ニュース」2月中旬号で、佐々木聡著『復元 白沢図――古代中国の妖怪と辟邪文化』が紹介されました。 ブックガイド欄の冒頭でドーンと、本書カバー・表紙にあしらった明代の「白沢の図」も添えて紹介していただきました。 出版ニュースさん、ありがとう…

「スポーツ報知」紙で『復元 白沢図』紹介

本日(1/27)発行の「スポーツ報知」紙で、佐々木聡著『復元 白沢図――古代中国の妖怪と辟邪文化』が紹介されました。 社会面掲載の「本屋さんのイチ押し」のコーナーで「古代中国・幻の奇書を復元」と題した記事です。 個性派の書店員さんの「イチ押し」を紹…

「出版ニュース」で『近代日本公娼制の政治過程』紹介

「出版ニュース」11月中旬号で、関口すみ子著『近代日本公娼制の政治過程――「新しい男」をめぐる攻防・佐々城豊寿・岸田俊子・山川菊栄』が紹介されました。 記事は、本書の第一章冒頭の文章の引用から始まっています。 公娼制は決して日本政治の末端の問…

『教育』で『よい教育とはなにか』が紹介されました

『教育』(2016年9月号)の書評欄に、ガート・ビースタ著、藤井啓之・玉木博章訳『よい教育とはなにか』の書評が掲載されました。 版元かもがわ出版さんの紹介ページはこちら↓ http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ka/201609_848.html 評者は、神代健…

図書新聞で『よい教育とはなにか』が紹介されました

「図書新聞」(6月11日号)で、ガート・ビースタ著、藤井啓之・玉木博章訳『よい教育とはなにか』の書評が掲載されました。 見開き頁の上段に「新しい教育思想の誕生」との見出しがドーンと踊っているのがうれしいです。図書新聞さん、ありがとうございます…

「出版ニュース」で『仕事と就活の教養講座』紹介

「出版ニュース」5月中・下旬号で、細谷実編著『仕事と就活の教養講座』が紹介されました。 記事では、本書の特徴を端的にまとめて紹介してくださいました。 該当箇所を抜粋させていただきます。 就職先はブラック企業、過大な残業・ノルマで過労死寸前、「…

「出版ニュース」で『よい教育とはなにか』紹介

「出版ニュース」3月中旬号で、ガート・ビースタ『よい教育とはなにか』(藤井啓之・玉木博章訳)が紹介されました。 記事では、本書から「何がよい教育を構成するのかという問いが教育に関する議論からほとんど消滅してしまったように見える」という文章を…

「小説推理」12月号で『皿屋敷』紹介

「小説推理」2015年12月特大号の「今月のベスト・ブック・幻想と怪奇」欄で、小社刊『皿屋敷――幽霊お菊と皿と井戸』が取り上げられました。 「小説推理」さんのサイト↓ http://www.futabasha.co.jp/magazine/suiri.html 執筆は『幽』編集長としてご活躍の東…

信濃毎日新聞で『皿屋敷』紹介

8月30日付信濃毎日新聞読書面で「江戸怪談を読む」シリーズ『皿屋敷―幽霊お菊と皿と井戸』が紹介されました。 同紙より該当箇所を引用いたします。 「一枚、二枚―」と皿を数える物悲しい声。10枚セットの皿を1枚割ったために、井戸に身を沈めるはめになった…

西日本新聞で『皿屋敷』紹介

「江戸怪談を読む」シリーズ『皿屋敷――幽霊お菊と皿と井戸』が、7月22日付西日本新聞夕刊で紹介されました。 該当箇所を引用いたします。 講談「番町皿屋敷」のルーツとなった馬場文耕の「皿屋舗辨疑録(さらやしきべんぎろく)の原文と現代語訳を掲載。福岡…

沖縄タイムス紙で『憲法のポリティカ』紹介

高橋哲哉・岡野八代著『憲法のポリティカ』が、6月20日付沖縄タイムス紙の読書欄で紹介されました。 評者は法学者の高良沙哉さん(沖縄大学准教授)。 「未来を奪う力に対話で抗う」と題された高良さんの書評は、本書の特徴を次のように指摘しています。 改…