白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

2015-01-01から1年間の記事一覧

各紙で『憲法のポリティカ』続々紹介

明後日は憲法記念日ですね。 高橋哲哉・岡野八代著『憲法のポリティカ』について、憲法学者・村田尚紀さんによる書評が福島民報に掲載されたことは先日ご紹介しました。 http://d.hatena.ne.jp/hakutakusha/20150423/1429793799 その後も『憲法のポリティカ…

「福島民報」で『憲法のポリティカ』紹介

高橋哲哉・岡野八代著『憲法のポリティカ』の書評が出ました! 「福島民報」4月18日付の書評欄です。 評者は憲法学者の村田尚紀さん(関西大学教授)で、「変革の立場で護憲論」という見出しで、本書のポイントを的確にとらえて評してくださいました。 「…

「メディカル朝日」で『統合失調症からの回復のヒント』紹介

「メディカル朝日」4月号で、乾達著『統合失調症からの回復のヒント』が紹介されました。 同誌は、医療関係者向けの月刊誌です。 さすが医療専門誌だけあって、書評欄に登場するのも医学書の版元さんがずらり。ふだん人文書ばかりの小社はちょっと浮いてい…

「出版ニュース」で『「慰安婦」問題の本質』紹介

「出版ニュース」4月上旬号で、藤目ゆき著『「慰安婦」問題の本質』が紹介されました。 記事では、本書から「「慰安婦」問題とは本質的に女性に対する暴力の問題である。この重要な問題か国際的に喚起されながら二〇年余にもわたって解決されずにいた大きな…

『サルトル読本』

今年はサルトル生誕110周年にあたるのですね。 小社刊『哲学のモンダイ』の著者、永野潤さんからご著書『サルトル読本』(澤田直編、法政大学出版局)をご恵贈いただきました。 版元・法政大学出版局さんの紹介ページより↓ http://www.h-up.com/books/isbn97…

祝!野崎泰伸さん新著『「共倒れ」社会を超えて』刊行

今日は入学式だったのでしょうか。小社所在地から近い早稲田大学界隈には、スーツを着た若い方がたくさんいらっしゃいました。 そこで、新入生のみなさんにおすすめの一冊をご紹介しましょう。 野崎泰伸『「共倒れ」社会を超えて ─生の無条件の肯定へ!』筑…

長谷川研究員!東京新聞に登場

昨夕は上野で新企画の打ち合わせ。 そのままお花見に繰り出してもよかったのですが、駅前からすでにすごい人出なのを見て、人の波をかきわけていく気になれずに帰ってきました。 さて、もう先々週のことになってしまいましたが、3月19日の朝、新聞を広げ…

シンポジウム見学

お花見のシーズンですね。 ところで、先週の月曜日、白澤社は、中野にある東京大学教育学部附属中等教育学校で開催されたシンポジウム「アクティブラーニングの可能性とその条件」を見学してきました。 概要はこちらのサイトをご覧ください。↓ http://www.sc…

トークイベント参加御礼

昨夕、東京堂書店ホールで催された高橋哲哉さん×岡野八代さん『憲法のポリティカ』刊行記念トークイベントにご参加下さった皆様、ご多忙にもかかわらずお運びいただきまことにありがとうございました。 おかげさまで盛会となりました。 篤く御礼申し上げます…

3月11日・高橋哲哉さん×岡野八代さんトークイベント「憲法の何が問題なのか」

来る3月11日(水)19時より、神田神保町の東京堂書店6階東京堂ホールにて、小社近刊(3月上旬刊行予定)『憲法のポリティカ──哲学者と政治学者の対話』(岡野八代・高橋哲哉共著)の刊行にあわせて、共著者である高橋哲哉さんと岡野八代さんによるトーク…

「法蔵館書店ニュース」で『極楽の人数』『歎異抄の近代』紹介

「法蔵館書店ニュース」3月号で、菱木政晴著『極楽の人数』、子安宣邦著『歎異抄の近代が紹介されました。 法蔵館さんといえば、創業400年と伝えられる出版界でも老舗中の老舗。特に仏教書では出版・販売ともに長い歴史と蓄積をお持ちの、業界の長老的存在…

高橋哲哉・岡野八代『憲法のポリティカ』刊行

このたび高橋哲哉・岡野八代共著『憲法のポリティカ――哲学者と政治学者の対話』を刊行しました。 いつのまにかつくられた改憲への流れ。この流れは日本社会をどこへ運んでいくのでしょうか? 批判的知識人として広く知られている哲学者・高橋哲哉氏と、京都9…

藤目ゆき『「慰安婦」問題の本質』刊行

このたび白澤社では、藤目ゆき著『「慰安婦」問題の本質──公娼制度と日本人「慰安婦」の不可視化』を刊行しました。 著者の藤目ゆきさんは、公娼制度、廃娼運動、米軍基地周辺の性犯罪などに取り組む近現代史の研究家。フィリピンで初めて声を上げた元「慰安…

市野川容孝・渋谷望編著『労働と思想』堀之内出版

最近、新しい思想誌『nyx』(ニュクス)を始められて注目を浴びている堀之内出版さんから出た充実した一冊です。 なんといっても便利。22人の思想家の労働観がコンパクトにまとめられているので、読む事典みたいにして使えます。人文書の編集を仕事にしてい…

謹賀新年2015

あけましておめでとうございます。 白澤社は本日より通常通りの営業を始めました。 今年は大型企画(当社比)が目白押し。不景気な話ばかりの昨今ですが、零細企業ならではの利点を活かしてがんばっていこうと思います。 さて、新年早々、昨秋刊行しました乾…