白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

シンポジウム見学

お花見のシーズンですね。
ところで、先週の月曜日、白澤社は、中野にある東京大学教育学部附属中等教育学校で開催されたシンポジウム「アクティブラーニングの可能性とその条件」を見学してきました。
概要はこちらのサイトをご覧ください。↓
http://www.schoolexcellence.p.u-tokyo.ac.jp/event/435/
「実施報告」のところでふれられていますが、生徒さんたちのパフォーマンスはほんとうに素晴らしいものでした。
上掲サイトから少し引用します。

シンポジウムでは、学術的な視点に基づく市川教授と村上准教授の報告に加え、課題別学習「心とからだ」の実践についての福島教諭の報告では生徒たちが自ら沖縄体験学習の感想を語り、さらには生徒たちが沖縄の現代版組踊「肝高の詩(阿麻和利)」のパフォーマンスを披露しました。アクティブラーニングに対するアカデミックな視点と実践の成果の、両者のつながりを実感することができるシンポジウムとなりました。生徒たちの迫力のあるパフォーマンス(写真左)に心を打たれた参加者の方々も多かったようです。

写真だけからでは伝わらないかと思いますが、このパフォーマンスは正面ステージだけではなく、客席の後ろや左右のスペースも使って繰り広げられ、会場全体を感動で包むものでした。
ところで、なぜ小社がこちらの学校にうかがったかというと、今、同校の校長先生をなさっているのが、小社刊『シティズンシップの教育思想』の著者・小玉重夫さんだからです。
小玉校長先生、よい生徒さんに囲まれてうれしそうでした。
というわけで、今週は何回かに分けて、小社刊行物の著者の最近ご活躍をご報告しましょう。乞うご期待。