白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

ニッチだけどすごく深い『結婚の自由』が『週刊エコノミスト』で紹介

新刊『結婚の自由――「最小結婚」から考える』(植村恒一郎、横田祐美子他著)が『週刊エコノミスト2023.12/27・1/3合併号』(毎日新聞社)の評論家・荻上チキさんによる「読書日記」で紹介されました。

荻上チキさんはまず「このコーナーで以前ベタぼめした、エリザベス・ブレイク『最小の結婚』に、複数分野の研究者が応答する一冊。ニッチに見えるかもだけど、すごく深い一冊だよ!」と書き出して、次のように紹介してくださいました。

「人との親密性を築く手段は、本来は多様。でも現状の結婚制度などは、主に異性間で行われる上、性愛は友情より尊重され、永続的・排他的であるべきだという「性愛規範性」が強調される。そのためいろいろな人を苦しめてるよ、と論じたブレイクに、「そうそう」「でもさ」と応じる緊張感がよい。」(『『週刊エコノミスト2023.12/27・1/3合併号』、67頁)

週刊エコノミスト』さんのサイト→https://www.weekly-economist.com/

荻上チキさん、ありがとうございます。「すごく深い一冊だよ!」「緊張感がよい」と高評してくださり、とてもうれしいです。

ニッチだけどすごく深い『結婚の自由――「最小結婚」から考える』(植村恒一郎、横田祐美子他著)は、全国の主要書店で好評発売中です。

店頭在庫をネットで確認できるサイトもあります。

紀伊國屋書店さんのサイト↓

詳細検索結果 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)

ジュンク堂書店さんのサイト↓

白澤社の書籍一覧 - honto

[書 名]結婚の自由

[副書名]「最小結婚」から考える

[著 者]植村恒一郎、横田祐美子、深海菊絵、岡野八代、志田哲之、阪井裕一郎、久保田裕之

[頁数・判型]四六判並製、256頁

[定 価]2500円+税

ISBN978-4-7684-7991-9 C0036 ¥2500E

結婚への自由か?結婚からの自由か? ブレイクの最小結婚論を手かがりに哲学、人類学、政治学社会学の視点から結婚の未来を構想する。