白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

新刊『江戸の残映』(東雅夫編)出来!

東雅夫編『江戸の残映――綺堂怪奇随筆選』が出来上がってまいりました。

本書収録の「焼かれた夜」「十番雑記」に登場する麻布十番あたりの切絵図の前で記念撮影。

[書 名]江戸の残映

[副書名]綺堂怪奇随筆選

[著 者]岡本綺堂

[編 者]東雅夫

[頁数・判型]四六判並製、256頁

[定 価]2600円+税

ISBN978-4-7684-7993-3 C0095

奇談の名手岡本綺堂による江戸懐古と怪奇趣味に富んだ珠玉の随筆25編を精選。綺堂怪談の始まりを告げた「狸坂くらやみ坂や秋の暮」の句を含む震災直後のエッセイも初復刻。

担当が手際が悪いくせに無駄に入れ込む性格なものですから、昨年の『クダン狩り』同様、年末ぎりぎりの刊行になるのでは?と危ぶまれていましたが、編者・東さんの臨機応変の対応と小社シャチョーの厳しい叱咤激励のお陰で、なんとか岡本綺堂生誕150年を記念するイベントに間に合わせることができました。

一般の書店さんでは来週10/20か21頃に販売開始となりますが、一足先に、岡山県勝央町の勝央美術文学館さんのイベントでお披露目となります。↓

令和4年度 勝央美術文学館 特別展 岡本綺堂生誕150年記念展 奇譚の神様 | 勝央町美術文学館 (shoo.lg.jp)

─綺堂生誕祭─〈東雅夫が読む岡本綺堂・こども怪談コンクール表彰式・東雅夫講演会〉参加申込のお知らせ | 勝央町美術文学館 (shoo.lg.jp)

 

『クダン狩り』同様、よろしくお願いいたします(そういえば岡山はクダンの名産地でしたよね)。