『思想7月号』(岩波書店)に広告を出しました。ラインナップは子安宣邦著『可能性としての東アジア』と林少陽著『戦後思想と日本ポストモダン』の二冊です。
思想 2024年7月号 - 岩波書店 (iwanami.co.jp)
今回の特集は「帝国論再考」。まったくの偶然ですが、子安宣邦著『可能性としての東アジア』は大日本帝国時代の「東亜」という言葉をめぐる考察から始まり、林少陽著『戦後思想と日本ポストモダン』は柄谷行人氏の帝国論(『帝国の構造』)を意識した議論になっています。これも何かのご縁というものでしょう。