小社刊『江戸の残映――綺堂怪奇随筆選』の編者・東雅夫さんの新著『文豪と怪奇』(角川書店)が発売されたと聞いて、『江戸の残映』のサイン本を扱ってくださっている芳林堂書店高田馬場店を訪ねました。
『江戸の残映』(東雅夫さんサイン本)のとなりにあるのが、先ごろ発売されたばかりの東雅夫さんの『文豪と怪奇』(角川書店)です。
実は、来る12/11(日)に東京・神保町のPASSAGEにてこの本の刊行記念イベントが催されるので、それまで待とうと思っていたのですが現物を見たら辛抱たまらず、つい買ってしまいました。
さて、内容はと言いますと、泉鏡花、芥川龍之介、夏目漱石、小泉八雲、小川未明、岡本綺堂、佐藤春夫、林芙美子、太宰治、澁澤龍彦という錚々たる顔ぶれもさることながら、ミニ・アンソロジー(解題付き)有り、「おばけずき読書の指針」と題したミニ評伝有りと、実にいたれりつくせりの構成が東雅夫さんの旺盛なサービス精神を具現したかのような一冊です。
楽しめること間違いなし。おばけずきなら買ってご損のない本です。
なお、12/11(日)に『文豪と怪奇』刊行記念イベントが催される神保町PASSAGEさんのサイトはこちら↓
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