白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

東雅夫さんの新著『文豪と怪奇』

小社刊『江戸の残映――綺堂怪奇随筆選』の編者・東雅夫さんの新著『文豪と怪奇』(角川書店)が発売されたと聞いて、『江戸の残映』のサイン本を扱ってくださっている芳林堂書店高田馬場店を訪ねました。

「文豪と怪奇」 東 雅夫[文芸書] - KADOKAWA

『江戸の残映』(東雅夫さんサイン本)のとなりにあるのが、先ごろ発売されたばかりの東雅夫さんの『文豪と怪奇』(角川書店)です。

芳林堂書店高田馬場店にて(12/06許可を得て撮影)

実は、来る12/11(日)に東京・神保町のPASSAGEにてこの本の刊行記念イベントが催されるので、それまで待とうと思っていたのですが現物を見たら辛抱たまらず、つい買ってしまいました。

東雅夫┃O.Z.N.(おばけずきネットワーク)さんはTwitterを使っています: 「高遠先生も棚主の、神保町の書店Passageさんで、12月11日に『文豪と怪奇』(角川書店)の発売記念イベントを開催します。開店時間いっぱい、朗読などのパフォーマンスやミニ・トーク、サイン会など盛り沢山でおこないますので、文豪や怪奇に関心ある向きは是非お運びください! 日付直しました!」 / Twitter

さて、内容はと言いますと、泉鏡花芥川龍之介夏目漱石小泉八雲小川未明岡本綺堂佐藤春夫林芙美子太宰治澁澤龍彦という錚々たる顔ぶれもさることながら、ミニ・アンソロジー(解題付き)有り、「おばけずき読書の指針」と題したミニ評伝有りと、実にいたれりつくせりの構成が東雅夫さんの旺盛なサービス精神を具現したかのような一冊です。

楽しめること間違いなし。おばけずきなら買ってご損のない本です。

なお、12/11(日)に『文豪と怪奇』刊行記念イベントが催される神保町PASSAGEさんのサイトはこちら↓

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