白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

『怪と幽 vol.005』に飯倉義之さんと今井秀和さん登場

発売中の『怪と幽 vol.005』誌上で、小社書籍の著者が、なんと二人も紹介されていました。

版元KADAKAWAさんのサイトはこちら↓

https://www.kadokawa.co.jp/product/321910000645/

『怪と幽 vol.005』誌の特集記事「特集1 次代の探究者たち」において、このジャンルの「新時代を開拓する」「十人の探究者」として寄稿された気鋭の研究者のうち、二人までもが小社書籍の執筆者でした。

筆頭は、〈江戸怪談を読む〉シリーズ『皿屋敷―幽霊お菊と皿と井戸』、『猫の怪』でお世話になった飯倉義之さん(國學院大學民俗学)。飯倉さんは今回の『怪と幽 vol.005』誌に「いま、怪異と幽霊の空間を考え直してみる」と題した文章を寄稿されています。

そして、もうお一人、昨年、小社から単著『異世界と転生の江戸―平田篤胤松浦静山』を刊行された今井秀和さん。今井さんは〈江戸怪談を読む〉シリーズ『皿屋敷』、『猫の怪』、『牡丹灯籠』でもお世話になっています。今井さんは今回の『怪と幽 vol.005』誌に「ささやく人形、つぶやく赤子―耳をすませば物言うものたち」と題した文章を寄稿されています。

そして、今回の『怪と幽 vol.005』誌の293頁には、なんとなんと小社の広告が載っているではありませんか!

今回の広告では、今井秀和著『異世界と転生の江戸―平田篤胤松浦静山』、〈江戸怪談を読む〉シリーズから『皿屋敷』、『猫の怪』、『牡丹灯籠』に『実録四谷怪談―現代語訳『四ツ谷雑談集』』を取り上げました。

広告掲載箇所の293頁は、山白朝子さんの小説『小説家、逃げた』のクライマックス・シーンのあたり。この山白さんの小説にはものすごいスピードで執筆する作家さんが登場します。筆の早い書き手は、編集者としては実にありがたい存在ですが、その結末や如何に? ここから先は『怪と幽 vol.005』誌をご覧ください。

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