来る2月8日に、国際基督教大学(東京都三鷹市)にて、『最小の結婚』合評会が下記の要領で催されます。
フェミニズム政治哲学の岡野八代氏、ロールズ『正義論』の訳者である川本隆史氏、「いまこそ〈反婚〉を!」と訴えるクィア神学の堀江有里氏が、『最小の結婚』監訳者の久保田裕之氏を囲んで、ブレイクの提唱する「結婚の最小化」を検討します。
フェミニズム政治哲学の岡野八代氏、ロールズ『正義論』の訳者である川本隆史氏、「いまこそ〈反婚〉を!」と訴えるクィア神学の堀江有里氏が、『最小の結婚』監訳者の久保田裕之氏を囲んで、ブレイクの提唱する「結婚の最小化」を検討します。
結婚をめぐるジレンマーー『最小の結婚』合評会
日時:
2020年2月8日(土)、14:00-18:00場所:
国際基督教大学本館116号室
社会制度としての結婚は、私たちの生を保障するものでもあり、損なうものでもある。このようなジレンマに対して、結婚の制約を取り払いつつ、ケア関係のみを保障するものとしてそれを政治的リベラリズムの立場から再構築しようとするE・ブレイクの『最小の結婚』は、一つの優れた、しかし論争含みの応答を呈している。
この合評会形式のイベントでは、昨年11月に出版された日本語訳の訳者と、関連領域の専門家である評者のみなさんにお話しいただく。本書の意義を捉え、また、結婚について考えなおす契機としたい。
登壇者(敬称略):
岡野八代(同志社大学教員、評者)
コーディネータ:羽生有希(CGS 研究所助手)