白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

謹賀新年2020

あけましておめでとうございます。
白澤社は本日より通常通りの営業を始めました。
今年(2020)は子年。
猫の前の鼠とならず、せめて窮鼠猫を噛むよう(初笑)心がけてまいります。
さて、本年最初のお知らせは、ご評判をいただき品薄状態の続いていた『愛の労働あるいは依存とケアの正義論』(エヴァ・フェダー・キテイ著 岡野八代・牟田和恵監訳)の重版(四刷)です(1/17出来予定)。
某大手オンライン書店では、定価(4400円+税)の倍以上高値を付けた出品者を紹介していますが、今月末には一般の書店さんで定価でご購入いただけます。
このほか本年上半期には、ご好評いただいた『翻訳がつくる日本語』の著者・中村桃子さん(言語学者)による新敬語論(タイトル未定)、東京大学から香港城市大学に移られた林少陽さん(日中比較思想史)による東アジア論『礼の帝国―東アジアにおける贈与のヘゲモニー』など、刊行予定が目白押しです。
白澤社は本年も、人文・社会のジャンルで出版活動に取り組みます。
どうかよろ
しくお願いいたします。

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今月下旬重版出来!