白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

クリスマスに『死霊解脱物語聞書』を!

明日はクリスマスイブですね。プレゼントはお決まりですか?

本もすてきな贈り物になります。

今年は残寿著・小二田誠二解題『死霊解脱物語聞書〔増補版〕』をおすすめします。

死霊解脱物語聞書〔増補版〕 | 白澤社

不孝な最期を遂げて怨霊となった女性の魂が、仏の功徳で極楽往生、憑りつかれていた少女も幸せになってめでたしめでたし、という、まさにクリスマスにぴったりな心の温まるお話です。本当ですよ。

え? クリスマスはキリスト教のお祭りだろって? いいじゃないですか、最近のイエスは立川のアパートでブッダと共同生活しているのだそうですよ(中村光聖☆おにいさん講談社参照)https://comic-days.com/episode/13932016480030254475/embed#

『死霊解脱物語聞書〔増補版〕』の舞台は関東の農村、時代は江戸時代初期、季節は春から夏にかけてですが、『聖☆おにいさん』を読んだ後では気にならなくなりました。

しかも、ただ今発売中の『死霊解脱物語聞書〔増補版〕』には、傑作マンガ『累-かさね-』(講談社)の作者・松浦だるま先生による増補版解説とイラストも収録。お得です。

今年のクリスマスには『死霊解脱物語聞書〔増補版〕』をぜひ!