あけましておめでとうございます。
白澤社は本日(1/6)より通常通りの営業を始めました。
本年も、人文・思想・社会のジャンルで出版活動に取り組んでまいります。
今年のNHK大河ドラマは江戸時代の版元・蔦屋重三郎を主人公とした「べらぼう」。日頃は関心の薄い大河ドラマですが、今回は蔦重をめぐる江戸の都市文化、戯作や狂歌本、錦絵などの出版にまつわる話がくりひろげられるのですから見逃せません。
小社では、江戸文学のなかでも「怪談」ものを中心に〈江戸怪談を読む〉叢書を刊行しております。昨年末には、蔦重の活躍した時代の半世紀ほど前、正徳二年に出された名著との評判が高い『死霊解脱物語聞書』の増補版を刊行いたしました。
本年は蔦重に絡むかもしれない「江戸怪談」ものの出版も予定しております。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。