白澤社ブログ

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北海道新聞で『関釜裁判がめざしたもの』紹介

北海道新聞」2021年4月25日付朝刊の読書ナビ面の「訪問」欄で、花房俊雄・花房恵美子著『関釜裁判がめざしたもの――韓国のおばあさんたちに寄り添って』が紹介されました!

北海道新聞・大沢祥子記者による『関釜裁判がめざしたもの』の著者・花房俊雄さん、花房恵美子さんへのインタビューをもとにした記事で、「冷静な歴史観 日韓共有し次世代に」という見出しが添えられています。

記事の書き出しとしめくくりの部分をご紹介します。

「戦時中、旧日本軍の将兵の性の相手をする「慰安婦」や、工場で過酷な労働などをする「女子勤労挺身(ていしん)隊」として心身に深い傷を負った旧植民地の韓国の女性たち。その訴えに28年間耳を傾けてきたのが著者夫妻だ。」

「夫妻は被害女性たちを何度も自宅に泊め、家族のように接した。「日本人はみな鬼だと思っていた。どうしてこんなに優しくしてくれるのだ」と涙されたことも。「誠意をもって接すれば理解は深まっていく」と恵美子さん。俊雄さんは「今こそ、冷静な裏付けのある歴史認識を共有し、次世代に伝えたい」と話す。」

同記事は北海道新聞社さんのサイトでも読むことができます↓

<訪問>「関釜裁判がめざしたもの」を書いた 花房俊雄(はなぶさ・としお)さん、恵美子(えみこ)さん:北海道新聞 どうしん電子版 (hokkaido-np.co.jp)

大沢さん、ありがとうございました。

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