白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

静岡新聞で『統合失調症からの回復のヒント』紹介

11月5日付静岡新聞で、乾達いぬい・すすむ)著『統合失調症からの回復のヒント』が紹介されました。
「「統合失調症学ぶ一助に」清水区出身乾さん出版」という記事です。
以下に記事の前半を引用させていただきます。

静岡市清水区出身で、地域の精神障害者支援に長年携わった内科医の乾達さん(79)=東京都在住=がこのほど、自身の創設した認定NPO法人精神障害者生活支援よもぎ会」の会報用に執筆した文章をまとめた書籍『統合失調症からの回復のヒント』を白澤社から出版した。
2008〜11年の会報計72号分の内容をまとめ、項目ごとに再編集した。統合失調症の患者本人と家族、治療を支える医師などに向けて、治療の在り方、薬やリハビリの種類などを解説した。B6判208ページ。
乾さんの医療哲学は「治療の主体はあくまで患者」。「患者自身が障害を受け入れ、自分らしく生きられるようになるのが治療の終着点」と語る。
(以下略)

このあと記者さんは、乾さんが精神障害者生活支援に取り組むようになったきっかけ、NPO法人精神障害者生活支援よもぎ会」の立ち上げ、などについてふれてくださっています。
静岡新聞さん、ありがとうございました。