『東京新聞』2022/2/5書評面で、東雅夫 編著『クダン狩り──予言獣の影を追いかけて』が「コロナで脚光の妖獣」と題されて紹介されました。評者は怪談文化に詳しい横山泰子先生(法政大学)。
コロナ禍で脚光をあびた予言獣「アマビエ」と比較し、同じ予言獣ながら禍々しい予言をするクダンをめぐる東氏の文芸紀行を「貴重な記録として妖しい輝きを見せている」と評して下さっています。
「では、予言獣とは何だろう。その問題に迫るには、予言獣「クダン」について語らない訳にはいかない。」
「愛されるアマビエVS怖がられるクダン。日本の予言獣の世界、まことに奥が深いと知る。」
横山先生、ありがとうございました。
なお、本日、東京新聞書評欄で取り上げられた『クダン狩り』の刊行記念トークイベント(オンライン)が来週2/12に開催されます。
著者・東雅夫氏を囲んで、クダン研究を牽引する笹方政紀氏、『クダン狩り』の表紙絵の作者である画家・箕輪千絵子氏、さらに司会役として近世怪談の研究で知られる今井秀和氏を迎え、クダンの魅力を縦横に語るオンラインイベントです。
下記の通りご案内いたしますのでふるってご参加ください。
『クダン狩り』刊行記念トークイベント
【日時】
2月12日(土)13時30分から15時。
【チケット】
このイベントはzoomによるオンライン開催(有料=1000円)です。
下記のサイトからお申し込みください。