小谷英生著『カントの「嘘論文」を読む』が中日新聞で取り上げられていました。
中日新聞11月2日夕刊の新刊ピックアップのコーナーです。後半を引用いたします。
例に挙がるのは、能登半島地震に関するデマや中古車販売会社の不正、政治家のうそ…。あれ、現代の問題でもあるじゃないかと膝を打つ好著。
まさに本書の読みどころを取り上げてくださいました。
どんなときでも嘘はいけないというのは、老カントの頑固さによるものではなく、現代の倫理学や政治学にも通ずる重要な問題提起なのです。
カント自身の論文の新訳に、執筆当時の時代背景から現代の諸問題への適用まで、痒い所に手が届く『カントの「嘘論文」を読む』は好評発売中です。
https://hakutakusha.co.jp/book/9784768480014/