白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

「毎日新聞」で『河田嗣郎の男女平等思想』紹介

今朝の「毎日新聞」2021年2月27日付朝刊「今週の本棚」欄で、『河田嗣郎の男女平等思想──近代日本の婦人問題論とジェンダー』(亀口まか著)が紹介されました!

日本経済新聞西日本新聞南日本新聞、『週刊東洋経済』に続く快挙です。

もう書評続々!といってよい状態ではないでしょうか。

記事の冒頭としめくくりの文章を紹介します。

女性差別、女性蔑視が絶えない日本で、先駆的な思想を展開した経済・社会政策学者についての考察が丁寧に展開されている。

 河田嗣郎(しろう)(1883~1942年)は京都帝大教授、大阪商科大(現・大阪市立大)学長などを歴任した。男女平等の立場から、女子教育における「良妻賢母主義」を批判し、女性参政権を主張した。現代のジェンダー論の先駆けを成したとされる。」

「河田の年譜や著作目録も付され、貴重な思想家を知るのに格好の一冊になっている。(師)」

(師)さん、ありがとうございます。

記事は毎日新聞社さんのサイトでも読めます。↓

今週の本棚:『河田嗣郎の男女平等思想』=亀口まか・著 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

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