今日、11月11日は「介護の日」だそうです。
年老いた親や親族の介護を誰がするのか、一方にのみ負担が重くかかるとトラブルが生じたりもする悩ましい問題です。
好評発売中の『ケアするのは誰か?』(J・トロント著/岡野八代訳・著)は、「誰がケアするの?」(Who Cares?=自分は関係ない)と問題から目をそむけるのではなく、民主主義社会はケア責任の配分を積極的に議論しなければならないと問いかけます。
「生まれた時は誰もが弱い赤子だ」
「誰かに助けてもらわなきゃ生きられない」
と炭治郎も言っていたではありませんか(『鬼滅の刃』148話、単行本第17巻、集英社)。
その「誰か」は誰であるべきなのか?
つまり、ケア責任の配分はどうあるべきなのか?
それが民主主義の柱となるべき課題なのだ、とトロント/岡野は説きます。
「介護の日」に読むには最適な一冊『ケアするのは誰か?』全国の主要書店とオンライン書店で定価1700円+税にて好評発売中です。