白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

『三木清遺稿「親鸞」』は、あります!

ご好評いただいております子安宣邦編著『三木清遺稿「親鸞」――死と伝統について』は、某大手オンライン書店では品切れ状態が続き、気の早いネット古書店が3000円以上の高値を付けているのに驚きました(2017年10月19日15時時点)。
小社新刊、子安宣邦編著『三木清遺稿「親鸞」――死と伝統について』は現在も新刊書店で流通しております。
新刊書店での定価は、本体1600円+税です。

私は三木の遺稿「親鸞」が読み直されることを願っている。だがそれが本当に読み直され、三木の思念がわれわれに再生するかどうかは、この時代をわれわれの内においても外においても根源的な転換が遂げられねばならない末法の時代として自覚するかどうかにかかっている。(編者による序「遺稿「親鸞」から三木清を読む」より)


三木清遺稿「親鸞」――死と伝統について』の在庫はあります。
読者の皆様にはお手数をおかけいたしますが、最寄りの書店さんを通してご注文いただければ幸いです。
編者の著書『「歎異抄」の近代』ともどもご愛読くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。