白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

平和力フォーラム横浜/時代に挑む思考――高橋哲哉氏に聞く

小社刊『反・哲学入門』、『憲法のポリティカ』(岡野八代氏との共著)などの著者である哲学者・高橋哲哉さんの登壇するイベントのご案内をいただいたので、ここにご紹介します。

平和力フォーラム横浜/時代に挑む思考――高橋哲哉氏に聞く


会場は、横浜市港北区新横浜のスペース・オルタ。
全三回の連続講座で、第一回(10/21)「フクシマ――3.11以後をあらためて考える」は終わってしまいましたが、第二回(11月11日)と第三回(12月6日)はこれからです。

第2回:11月11日(金)午後6時開場、6時半開会、9時閉会
「日本問題としての沖縄米軍基地」

第3回:12月 6日(火)午後6時開場、6時半開会、9時閉会
日本国憲法の行方――歴史認識と未来志向のはざまで」

詳しくは、下記のサイトをご覧ください。↓
http://maeda-news.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html
各回とも前田朗さんによるインタビューというスタイルで、高橋哲哉さんと現代の問題を考えるという趣向のようです。
前田朗さんと言えば、昨年、三一書房さんから『ヘイト・スピーチ法研究序説―差別煽動犯罪の刑法学―』を刊行された法学者です。
同書は、ヘイト・スピーチ法についてのさまざまな議論を網羅した800頁近い厚さの大著で話題になりました。
版元・三一書房さんのサイトに詳しい紹介があります。→http://31shobo.com/
土人」発言もあった沖縄問題、九条だけでなく人権条項の改悪が憂慮される改憲問題について、高橋哲哉さんと語り合うには、前田朗さんはまさにうってつけ。好企画と言えましょう。