「ダ・ヴィンチ」2013年3月号の「幽・怪談通信」欄で、小社刊『死霊解脱物語聞書』が取り上げられました。
「ダ・ヴィンチ」さんのサイト↓
http://ddnavi.com/
なんとそれも「怪談OF THE YEAR 2012」の一冊として取り上げられたのです。
「怪談OF THE YEAR 2012」とは「2012年1月から12月までに刊行された怪談本の中から、もっとも面白かった怪談本を決める」という企画で、「一般読者と書評家にアンケートを実施し、印象に残った3冊を投票していただきました。総計821票から、2012年のベスト10を発表」とのことです。
小社の『死霊解脱物語聞書』は、ギリギリ10位にすべりこんだのでした。
ギリギリとはいえ、「2012年のベスト10」ですよ!
しかも、小野不由美さんや京極夏彦さんら、今をときめく大人気作家の先生方の傑作とならぶ快挙です。
嗚呼、担当者が喜びのあまり悶絶しております。
同誌より講評を引用させていただきます。
・和製怪談の源流の一つ「累が淵」を生んだ実録の翻刻。物語化された後続作とは一線を画す、生々しい臨場感が怖い。(中島晶也・書評家)
・わかりやすい解説・解題はもちろん、行き届いた注釈、底本挿絵や現場の空気を伝える写真の収録などから作り手の熱意が伝わってくる。(門賀美央子・書評家)
中島晶也さん、門賀美央子さん、また投票してくださった読者の皆様、ありがとうございました。