佐藤哲朗さんが、菱木政晴著『極楽の人数──高木顕明『余が社会主義』を読む』の読後感をつぶやいていらっしゃるのを知りました。
ネット上で小社の出版活動に言及いただいたものは基本的にブックマークで記録させていただいていますが、なんだかうまくいかないし、ツイッターの操作にも慣れていないので、ここに書き出させていただきます。
http://favstar.fm/users/naagita/recent
菱木政晴『極楽の人数―高木顕明『余が社会主義』を読む』白澤社、読了。大逆事件に連座し、獄中で自死した真宗大谷派僧侶の論文を精読。清沢満之の精神主義批判など、「浄土真宗左派」論客の面目躍如かな。
菱木さん、「浄土真宗左派」論客だったんですね。
高木顕明の読解を経て「実に、専修念仏は「社会主義」である。」と言い切っちゃう菱木政晴さん。長いあとがきで、真宗大谷派の原発問題への取り組みや、311後の震災天罰論についても言及している(末木文美士さんの発言についても)。その辺興味ある仁は読まれた方がよいかと。
佐藤哲朗さんは、南伝仏教の立場から現代に仏教を再生させるべく活躍されている方として存じあげております。
ありがとうございました。