白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ三木清か

しばらくのあいだ、新刊『三木清『人生論ノート』を読む』の刊行を記念して、編集こぼれ話を続けます。 最初の話題はやっぱりこれでしょうか。 なぜ三木清か。 もう少し詳しくいうと、なぜアドラー心理学で有名な岸見一郎さんに哲学者・三木清を論じる本のご…

グローバリゼーションと三木清

先週末からマスメディアはイギリスのEU離脱のニュースでもちきりですね。 今日のニュースでは、アメリカの大統領候補の一人が自分が当選したらTPPから離脱すると表明したそうです。 自由主義の発達による世界市場の形成によって圧迫された国民の立場に…

東京新聞に広告を出しました

今日の東京新聞朝刊に広告を出しました。 掲載したのは次の三冊についてです。 ・岸見一郎著『三木清『人生論ノート』を読む』 ・子安宣邦著『歎異抄と現代』 ・プラトン『ティマイオス/クリティアス』(岸見一郎訳) 共通テーマは、古典を読む、のつもりで…

岸見一郎著『三木清『人生論ノート』を読む』刊行

このたび白澤社では岸見一郎著『三木清『人生論ノート』を読む』を刊行いたしました。 『嫌われる勇気』の哲人による哲学入門です。 まもなく主要書店で発売となる予定です。 新刊 『三木清『人生論ノート』を読む』 概要 [書 名]三木清『人生論ノート』を…

図書新聞で『よい教育とはなにか』が紹介されました

「図書新聞」(6月11日号)で、ガート・ビースタ著、藤井啓之・玉木博章訳『よい教育とはなにか』の書評が掲載されました。 見開き頁の上段に「新しい教育思想の誕生」との見出しがドーンと踊っているのがうれしいです。図書新聞さん、ありがとうございます…