白澤社ブログ

人文社会系の書籍を刊行する小さな出版社です。

中村桃子先生の公開講座のご案内

小社刊『翻訳がつくる日本語』、『新敬語「マジヤバイっす」』でおなじみの言語学者・中村桃子先生の登壇する公開講座が横浜にある関東学院大学で開催されます。

公開講座について|関東学院大学

会場の関東学院大学関内校舎はJR関内駅南口改札を出てすぐ、ほんとうにすぐ目の前のところにあり便利です。

中村先生の登壇されるのは「講座番号:005 ジェンダーで読み解く日本と世界(2)」と「講座番号:009言語学 「女ことばの歴史」日本語には、なぜ、「女ことば」があるのか?」です。

ジェンダーで読み解く日本と世界(2)」は10月3日から、「言語学」は11月7日からです。

開催期間に違いがありますのでご注意ください。

お申し込みは、関東学院大学のサイトから。↓

https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/education/open-lecture/information.html

 

同人誌『異 001』のご案内

『クダン狩り』(東雅夫編著)でお世話になった笹方政紀さんから同人誌『異 001』を頂戴いたしました。

クダン狩り | 白澤社

目次をひらくと、見覚えのあるお名前がちらほら。

『天狗説話考』の著者、久留島元さんが「火車と天狗」という論考を書いています。久留島さん、次は小社でもお願いします。

天狗説話考 | 白澤社

笹方さんの「寺社と妖怪遺物」は、さすがは人魚の干物をつまみに晩酌が似合いそうと噂される笹方さんだけあって充実した内容です。

『丹後変化物語と化物屋敷』(氷厘亭氷泉ほか著)に寄稿していただいた南郷晃子さんはブラジルの精霊サシについてレポートしています。サシ、ちょっとかわいいですね。

丹後変化物語と化物屋敷 | 白澤社

『異 001』には、この他、妖怪・怪異関連の面白そうな記事がたくさん収録されています。

『異 001』のご注文については下記へお願いいたします。

異 001 - 『異』刊行委員会 - BOOTH

【速報】『怪と幽』で『吉原の怪談』紹介

雑誌『怪と幽』020号で『吉原の怪談』が紹介されました。巻末のブックレビュー欄で、妖怪絵師・東雲畸人さんの執筆。

「色濃き江戸の怪異・怪談・妖怪文化へようこそ」とあおりが躍る頁。『吉原の怪談』は小松和彦監修、木場貴俊編『歴史のなかの怪異・妖怪』(河出書房新社)、工作舎編『本朝妖怪年代記』(工作舎)と並べて話題の新刊3冊の筆頭、しかも書影付です。

東雲さんは本書の特徴を手際よく整理したうえで、「絢爛豪華な舞台の裏に色と欲が渦巻き、怨嗟や遺恨が生成される吉原遊郭の魔所的な魅力が展開される」と評してくださいました。

東雲さん、ありがとうございました。

NHK大河ドラマ「べらぼう」で、蔦屋重三郎が「おやじさま」と呼ぶ育ての親、引手茶屋「駿河屋」亭主の市右衛門は『〈青楼奇事〉烟花清談(えんかせいだん)』」が現代語訳で読める『〈江戸怪談を読む〉吉原の怪談』は好評発売中です。

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768480052/

怪談の日には江戸怪談を

今日は怪談の日だそうです。

小社では〈江戸怪談を読む〉と銘打って、近世怪談に現代語訳と注釈を添えてご紹介するシリーズを刊行しております(既刊7冊)。

『死霊解脱物語聞書』(残寿著、小二田誠二・松浦だるまほか解説)

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768480045/

『実録四谷怪談』(横山泰子・広坂朋信ほか著)

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768479506/

皿屋敷』(横山泰子・飯倉義之・今井秀和ほか著)

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768479544/

『猫の怪』(横山泰子・早川由美・今井秀和ほか著)

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768479667/

『牡丹灯籠』(横山泰子・斎藤喬・門脇大ほか著)

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768479728/

『丹後変化物語と化物屋敷』(氷厘亭氷泉・江藤 学・今井秀和ほか著)

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768480038/

『吉原の怪談』(高木元・植朗子・渡辺豪ほか著)

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768480052/

また、同シリーズのスピンオフとして、『新選百物語―吉文字屋怪談本 翻刻・現代語訳』(監修=篠原進/翻刻・注・現代語訳=岡島由佳/コラム=堤邦彦・近藤瑞木)と『『安政コロリ流行記――幕末江戸の感染症と流言』』(仮名垣魯文著、門脇大翻刻・訳、篠原進・今井秀和・佐々木聡解説)もございます。

『新選百物語』

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768479742/

安政コロリ流行記』

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768479858/

いずれも興味深い物語ばかり。全部お読みになれば、江戸時代の怪談についてはかなり詳しくなれます。

猛暑の夜にぜひどうぞ。

8/9白沢の町・福島県川俣町で妖怪シンポジウム

今週末の8/9に福島県川俣町で「妖怪シンポジウム「かみの妖怪 きの妖怪」が開催されます。

シンポジストは小社刊『復元白沢図』の著者、佐々木聡さん(金沢学院大学文学部准教授)、川俣町の春日神社で見つかった白沢の木彫り像を記事にした岩間理紀さん(毎日新聞社福島支局記者)、妖怪白沢(白澤)の登場する小説をいくつも書いておられる峰守ひろかずさん(小説家)、そして、ご当地川俣町生涯学習課歴史文化係の吉田秀享さん。

詳しくは、川俣町のホームページをご覧下さい。

川俣町合併70周年記念事業 妖怪シンポジウム開催のお知らせ - 川俣町公式ホームページ

https://www.town.kawamata.lg.jp/site/kanko-event/youkaishinpo2025.html

ポスターはこちら。↓

https://www.town.kawamata.lg.jp/uploaded/attachment/23082.pdf

このイベントに実は小社からも怪談担当が一人、密かにまぎれ込む予定です。怪談好きの皆さん、見付けたら声をかけてあげてください。

シンポジストの一人、佐々木聡さんの『復元白沢図』は好評発売中です。

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768479643/

 

来たる8.15に小松左京「くだんのはは」ラジオドラマ放送!

東雅夫編著『クダン狩り』でお世話になった小松左京ライブラリさんからお知らせをいただきました。

この度、小松左京のホラー小説「くだんのはは」が、文化放送終戦80年スペシャルとしてラジオドラマ化されます 。

 

8月15日(金)午後3時より放送されます。

 

文化放送の紹介ページです。

https://www.joqr.co.jp/qr/article/157094/

文化放送さんの紹介ページより

SF界の巨匠と呼ばれた作家・小松左京によるホラー小説をラジオドラマ化! “戦争の不条理さ”や“人の心の闇”を暴き出した異色作『文化放送 終戦80年スペシャ小松左京原作 ラジオドラマ「くだんのはは」』8月15日(金)午後3時~

とのことです。8/15は『くだんのはは』のクライマックスの日付です。

小松左京の傑作『くだんのはは』は東雅夫編著『クダン狩り――予言獣の影を追いかけて』に収録されています。

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768479889/

 

今日は幽霊の日――四谷怪談と吉原

暑中お見舞い申し上げます。

今日、7/26は文政八年のこの日に、鶴屋南北の傑作怪談芝居『東海道四谷怪談』が上演されたのを記念して「幽霊の日」とされているようです。

小社からは作者不詳『四ツ谷雑談集』の現代語訳『〈江戸怪談を読む〉実録四谷怪談』(横山泰子序・広坂朋信訳注)を刊行しています。好評発売中の『〈江戸怪談を読む〉吉原の怪談』とあわせてよろしくお願いいたします。

四谷怪談と吉原と言えば、関係がなさそうであるのです。南北の『東海道四谷怪談』序幕にも、吉原の羅生門河岸を彷彿とさせる地獄(最下層の私娼窟)でのコントが挿入されていますが、南北の芝居の原型と思われる『四ツ谷雑談集』には、正真正銘の吉原が舞台の一場面があります。「多田三十郎新吉原へ行事附遊女八重菊が事」では吉原江戸町に実在した遊女屋茗荷屋を舞台に若い旗本多田三十郎と遊女八重菊の恋模様と、その三十郎が日本堤の土手で斬り殺される事件が描かれています。

『実録四谷怪談』と『吉原の怪談』ぜひあわせてご愛読ください。

実録 四谷怪談 | 白澤社

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768479506/

吉原の怪談 | 白澤社

https://hakutakusha.co.jp/book/9784768480052/